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2月25日号

 コメ由来の成分「ライスパワーエキス」を配合した高機能基礎化粧品の製造販売で知られる老舗酒造メーカー、勇心酒造㈱(綾歌郡綾川町小野2088-1 徳山 孝社長)は、3月上旬に新酒初しぼりの生酒を発売する。
 安政元年創業の歴史ある蔵元だが、近年はライスパワーエキスを使用した商品開発が伸び、総売上に占める酒造事業の比率は1%にも満たない状況となっている。
 蔵元として再び酒販売に注力、酒造りの伝統技法とライスパワー開発で得た科学的ノウハウを融合し、10年ほど前から新しい日本酒の開発を進めてきた。
 勇心の清酒シリーズは、口当たりのなめらかな「勇心 純米吟醸9号」、酸味が味を引きしめる「勇心 純米吟醸14号」、キレの良い味わいの「勇心 吟醸」、口当たりの柔らかい「勇心 純米大吟醸」があり、このたび純米大吟醸、吟醸9号、純米吟醸14号、吟醸それぞれに「しぼりたて生酒」を設定し発売する。


2月15日号

 香川県らしい個性溢れる魅力的な土産商品のPRや、商品力の向上、販路拡大に繋げる契機を創出しようと、「かがわのおみやげ発掘食品商談会」が30日、ホテルパールガーデンにて開催された。
 主催したのは、公益財団法人のかがわ産業支援財団。商談会には、地域性やオリジナル性の高い商品を製造する県内食品加工メーカー42社と、高速道路のサービスエリアや道の駅の運営会社など13社のバイヤーが参加した。
 マッチングを希望するセラーは事前申込みし、12月にセミナーも受講。事前に決められたタイムテーブルに従って1商談あたり25分のマッチングに挑んだ。各バイヤーは、それぞれ6社のセラーと面談。試食や質問をしつつ、原材料や商品特性、保存方法などを確認して新たな土産人気商品の可能性を探っていた。
 また、会場内では、バイヤー向けの商品展示ブースを設け、マッチングできなかったセラーや商品の新たな提案契機を創出。フリータイムの時間で、名刺・意見交換の場も設けられた。


2月5日号

 生活雑貨・インテリア雑貨卸の㈱後藤(綾歌郡綾川町東分乙60-7 レックス総合物流センター内 後藤幸生社長)は2月1日、四国内の同業2社と経営統合。家庭用品専業問屋の㈱スリーキューブとして新たなスタートを切った。
 合併したのは、タックナカシゲ㈱(高知市南久保9-16 中村幸夫社長)、中藤産業㈱(愛媛県松山市堀江町甲344-1 中藤信治社長)。合併にあたり中藤産業が法律上の存続会社、後藤およびタックナカシゲを消滅会社とした。
 後藤は今年創業100年を迎える老舗問屋。タックナカシゲは創業が1907年、中藤産業も1908年創業という「100年企業」の強力タッグが実現した。


1月15日号

 かがわ産業支援財団主催による、県内企業経営者と浜田知事との意見交換会が、12月25日、リーガホテルゼスト高松にて催された。
 平成16年度の前知事時代からスタートしたこの恒例行事も、今年度で9回目の開催となる。
 今回は、「地域のものづくりを支える企業経営者、次世代を担う企業経営者と知事との意見交換会」とし、19名の県内経営者が出席した。
 挨拶で浜田知事は、「県も次の10年先を見据えた新しい産業成長戦略を検討しているところであり、是非今日参加の経営者の皆さんからお知恵を拝借したい。」と語った。
 またJICAが、海外展開を企図する中小企業に資金面での支援を行う制度があること等を語った後、意見交換会が始まった。


1月5日号

 百十四銀行は、12月3日付けで同行坂出東部支店を新築移転した。
 新店舗は、旧店舗の道を挟んだ西側に立地しており、所在地は坂出市京町2-4-5。
 新店舗はバリアフリー、点字ブロックを配し、車椅子利用者、高齢者、子ども連れの顧客にも配慮した優しさを備えた店舗である。
 敷地面積は538.80㎡、店舗は鉄骨造り2階建てで、面積は1階359.60㎡、2階195.20㎡。
 2Fは、会議室、倉庫、更衣室から構成。旧店舗と比較して、1Fロビーが広くなった。
 営業時間は、一般窓口が平日9時~15時、ATMは平日8時45分~19時、土・日・祝は9時~17時。
 機械設備はATMは4台、全自動貸金庫を備えている。駐車台数は19台を確保した。スタッフは、十河八州夫支店長以下正行員10名、パート7名の17名体制であたる。