8月25日号
デザインや性能などにこだわりを持つ、地元工務店13社のモデルハウスが集まる住宅展示場「かがわ家博」(藤沢裕一実行委員長)が、2016年3月のオープンに向けて、このほど高松市多肥上町にて着工した。
主催はかがわ家博実行委員会、共催は㈲フロムファースト。
地元中小の住宅会社だからこそできる、きめ細やかでハイレベルの住宅デザインや性能をアピールし、大手ハウスメーカーに負けない技術力やアイデア、サービスを住宅取得者に理解してもらうことが狙い。
大手メーカーが展開する常設の総合展示場に対し、これらは移動型展示場と呼ばれ、モデルハウスは会期終了後には基本的に販売する点が特徴。県下では初の試みとなるが、対岸の岡山県では「岡山工務店EXPO」として開催され好評を博すなど、全国的に増えつつあるという。
地元工務店にとっては出展にかかる経費を抑えつつ、総合展示場に負けない集客を見込め、来場者にも同じ会場で各工務店のこだわりを身近に感じながら、情報収集できるなど双方にメリットがある。