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4月15日号

 新鮮市場きむら(高松市 木村宏雄社長)は、高松市内二店舗の大規模小売店舗立地法の申請を行った。新設予定日は香西店が10月16日、春日店が同30日を予定している。
 香西店の所在地は高松市香西東町333-4ほか。県道33号線沿い、ホームセンターダイキ香西店の西隣で集客は相乗効果が狙える。
 商圏人口は2km圏内(香西南町および東町・郷東町・鬼無町界隈)で1万765世帯となっている。
 店舗の概要は、敷地面積が6084㎡、店舗は平屋建てで店舗面積は1357㎡。駐車場は87台分で、駐輪場は40台。営業時間は7時~24時。
 春日店の所在地は高松市木太町2794ほか。県道155号線から一歩北に入った、旧鎌田鋳工所跡地。市道木太東浜線に接し、周辺は住宅や市営団地、集合住宅の集積度が高い。
 商圏人口は1km圏内で5745世帯となっている。


4月5日号

 百十四銀行(高松市亀井町5-1 渡邊智樹頭取)は、3月23日開催の取締役会において、4月1日付の役員人事を発表。取締役常務執行役員だった香川亮平、綾田裕次郎の両氏が代表取締役専務執行役員に昇任した。また元頭取の竹崎克彦取締役会長が取締役相談役になり、6月の定時株主総会後に取締役を退任して相談役に就任。あわせて新任の取締役には、常務執行役員の小槌和志、森 孝司の両氏が内定していることも明らかになった。
 代表取締役就任の香川氏は昭和33年生まれ。昭和57年に入行後、経営企画部長、執行役員神戸支店長などを経て平成26年6月より取締役常務執行役員。
 一方で綾田氏は昭和34年生まれ。同57年に入行後、栗林支店長、名古屋支店長、営業統括部長、執行役員東京支店長兼東京公務担当部長兼東京事務所長などを経て昨年6月より取締役常務執行役員。代表権を持つ取締役の若返りを図ることで、新時代への布陣をより強固なものにしていく体制を整える。


3月15日号

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市 中山 貢理事長)は、第23回芦原科学賞の受賞者を決定。2月29日、高松国際ホテルで贈呈式を開いた。
 高松市出身の故芦原義重氏(関西電力名誉会長、香川県名誉県民)からの寄附金を基金に、平成5年度より県内の産業技術の高度化、産業振興に寄与することを目的に実施している芦原研究支援事業。昨秋募集をおこない、審査委員会、選考委員会で審査し次の3団体を決定した。
 芦原科学大賞は「新規化学法による希少糖含有異性化糖の生産技術の開発」に取り組んだ、㈱希少糖生産技術研究所代表取締役の何森 健氏、香川大学希少糖研究センターセンター長の徳田雅明氏、松谷化学工業㈱坂出番の州工場の高峰 啓氏。


3月5日号

 「トモニ、関西で融資拡大 大正銀と4月統合 10年後、1兆円目標」

 2月23日付読売新聞10頁の経済面にデカデカと3段抜きの見出しが躍動していた。久しぶりのビッグニュースは香川・徳島のからんだものだ。
 インタビューで遠山誠司社長が、「もう一段の高みへ」とぶち上げ、「統合10年になる2026年3月末で関西の融資残高1兆円を目指す。これまで積み上げた実績に若干の努力目標を加えた数字だ」
 とこともなげな口調で大きな狼煙をあげ、競合行をしてショックを与えた。いかにも遠山氏らしい発言だ。
 要するに大正銀行とトモニホールディングスが経営統合するのがこの四月。
 2010年にこの構想を電撃的に発表して大きな話題を集めた。
 競合ひしめく関西の牙城へ攻めこみ、四国のサムライどもがシェアを拡大するのが狙いだ。


2月25日号

 価値あるM&Aの創出に取り組む㈱ストライク(東京都千代田区六番町3 荒井邦彦社長)は、開設し3年半を迎えた高松営業所(吉本和巨所長)を移転する。
 現在、営業拠点を高松古新町10-6 荒木ビル3階に置くが、3月1日より紺屋町九蝟六 高松大同生命ビル5階へ拡張移転するもの。営業所スタッフを増員し四国エリアでのM&A提案を加速する。
 ストライクは、公認会計士・税理士である荒井社長が監査法人勤務を経て、1997年7月に設立。1999年より事業を本格展開し、本社のほか札幌、仙台、名古屋、大阪、高松、福岡に拠点ネットワークを持ち、全国の企業と企業の橋渡しを重ねている。M&A仲介業務において、これまでに全国で約一千社と関わった実績がある。
 M&Aと聞いて、派手に大金が飛び交う、身売りや乗っ取り、経営難で誰かに助けてもらったというようなイメージが未だに多いのではないだろうか。もちろんそういったM&Aもごく一部あるが、ほとんどのケースは人知れずスマートにM&Aが成立しているのが実情だ。
 先ごろ荒井社長が来県、ストライクの強み、M&A市場の現況を聞いた。