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3月15日号

 四国フェリー㈱(堀川智司会長)グループの小豆島フェリー㈱(堀川満弘社長)は、1250トン型旅客フェリーを建造。船名を『しょうどしま丸』と命名し、3月7日に竣工披露を行い、10日より高松・土庄航路に就航を開始した。
 竣工披露会には、取引業者や関連会社など多くの経済人が足を運び、見事なまでに完成された船内に驚きの声を挙げていた。


3月5日号

 百十四銀行(高松市亀井町5-1)は、4月1日付で綾田裕次郎代表取締役専務執行役員が頭取に昇格する人事を発表した。トップ交代は8年ぶり。
 コンプライアンスの強化や組織改革、また女性活躍の推進や、地方創生にも力強いタクトを振った渡邊智樹頭取は代表取締役会長に就く。
 4月から始まる新しい中期経営計画に加え、渡邊頭取がレールを敷いてきた「四国アライアンス」が本格稼動するタイミングでの交代劇となった。
 マイナス金利や人口減少、少子・高齢化の進展など地域金融機関を取り巻く環境が厳しさを増すなか、地方創生の実現に向けて果たすべき役割は大きくなっている。また一方ではFinTechの台頭など、競争環境の変化に応じた柔軟かつスピーディな対応ができる若い力が強く求められており、このあたりが交代の背景にあったものとみられる。


2月25日号

 高松市春日町に来年1月、ビジネスホテルチェーン『ホテルルートイン高松(高松市春日町字片田1653)』がオープンすることが分かった。
 香川県内では同ホテル坂出インター、丸亀の2店舗を展開しており、高松への進出は県内3店舗目となる。
 運営は、同ホテルを含め複数のホテルブランドを全国展開するルートインジャパン㈱(東京都)。
 同ホテルは、『ビジネスシーンを意識し、機能性と地弁性を追求する』ことをコンセプトにしている。
 今回、高松への出店の経緯を伺ったところ、『2025年500店舗展開を目標とする事業計画の一環』とのこと。運営は、同社直営店舗として運営していく。
 建物は、8階建て鉄筋コンクリート造。延べ床面積は4231.72㎡。客室数は175室を予定する。着工日は3月初旬予定。


2月15日号

 四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズ球団㈱は、2月1日付で三野 環氏が代表取締役社長に、前社長の川畑省三氏が取締役会長に就任した。同リーグとしては初の女性社長。
 三野社長は香川県出身の39歳。現・英明高校を卒業後、レオマ、ヘンミクロージングを経て、2011年からはマニュライフ生命保険で生保レディとして活躍。当面は生保業務と兼務するが、7月からは社長業に一本化する。
 三野社長はこれまで野球の経験はないが、所属する高松青年会議所の地域貢献活動と、四国ILの方向性に共通項が多いことから、関係者を通じて社長就任の打診を受けていた。
 会見で三野社長は、「野球も経営も素人ですが、試合における観戦者数や、球場外での地域の方との交流を増やすことで地元香川県がより盛り上がり、地域が発展することを目指したい」とコメント。
 〝すごいガイナーズ〟をスローガンに掲げ、メンタル強化のために座禅を組むトレーニングを導入したり、スポーツ選手ならではの筋力を使った社会貢献活動にもより積極的に取り組むなどして、新生ガイナーズの司令塔として球団を牽引していく。


2月5日号

 詫間港にPFIで水族館事業を計画する三豊市は1月18日、説明会・現地見学会を開催。事業への参画を希望する、建設会社や建設コンサルタントなど民間事業者約20社が参加した。
 水族館が計画される旧讃岐造船鉄工所跡地(詫間町詫間2087-5)は建物が解体され、敷地の全体像が見えるようになっていた。香川県による護岸工事でセットバックする用地を除き、敷地は22000~23000㎡になるという。
 目前が海というロケーションと、約100mと約70m(いずれも全長)の二本のドックがあることを活かしたプランニングが、民間事業者からは提案されそうだ。事業計画では水族館を核にした、にぎわい創造施設が平成31年9月以降に開業する見通しである。
 三豊市では「まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成27年度~31年度)」に基づき、「詫間臨港地区における造船所跡地を核とした観光振興事業計画」を策定している。
 その主柱となるのが、水族館及びにぎわいを生む機能を持つ施設を核とした、にぎわい創造事業だ。同事業の実施にあたっては、民間の資金とノウハウを活用する、PFI法に基づく事業として実施する方針だ。