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8月5日号

 今年も、LPGAステップ・アップ・ツアー特別競技『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』の開催が決まり7月23日、高松国際ホテルで記者発表会を開いた。
 主催は(一社)日本女子プロゴルフ協会。OHK岡山放送の共催。
 ステップ・アップ・ツアーとは、1991年より若手女子プロゴルファーの登竜門として、レギュラーツアーの出場権を持たない選手らを対象に開かれているトーナメント。
 香川県内で開催されるのは今年が6回目で、県外からの観光客誘致による香川の活性化、加えて2020年の東京五輪に向けジュニアゴルファーの育成という目標を掲げ実施される。
 過去5回のうどん県レディースを振り返ると、第1回大会では現在レギュラーツアーで活躍中の森田 遥選手(高松市出身)が高校生で出場、また6位タイの結果を残した鈴木 愛選手(徳島県出身)は2017年のレギュラーツアーで賞金女王に輝いた。第5回大会優勝者の河本 結選手は、昨年ステップ・アップ・ツアーで史上最多の4賞を挙げ、今年はレギュラーツアーで初優勝するなど、うどん県レディース出場をステップにトッププロへと成長している選手も多い。


7月25日号

 地域を元気にする独創的なアイデアを募集し、その事業化を香川大学や地元企業らが支援する「香川ビジネス&パブリックコンペ2019」の開催概要が7月4日に発表された。このコンテストは、香川県の地域活性化のために、香川大学大学院地域マネジメント研究科が中心となって、県内の行政機関や企業とつくる「地域事業構想サポートプロジェクト実行委員会」が実施しており、今年で7回目を迎える。
 テーマは「あなたが香川で実現したい、香川を〝もっと〟元気にするアイデア」。オリジナル商品の開発など新規事業や起業を目指したプランのほか、子育て支援や離島振興、賑わい創出など公共的意義を持つ地域振興を考慮したアイデアを募集する。
 応募資格は香川県在住、あるいは出身者、県内に通勤・通学、将来香川に住みたいと考える18歳以上の人。
 コンペは応募後に事業化を支援する「ビジネス」、行政に提案する「地域公共」に分類され、両グランプリに50万円を贈る。このほか審査員特別賞や学生起業奨励賞などがある。また、一次選考を通過した応募者には公開審査後も継続して、アイデア実現のために、香川県内の行政機関や協賛企業のサポートを受けられる。


7月15日号

 総合建設業、石井興産㈱(三豊市高瀬町比地中1604-1 石井秀和社長)では建設業界初となるフリマサイト「サンポヨ」を今年6月1日から立ち上げている。
 建設工事現場では、工事が終わった後の資材やクライアントが色を変更したなどの資材は、今まで全て倉庫にしまい込むかゴミとして処分されている。
 石井社長にとっては、コンテナに捨てられたゴミが宝の山に見えた。
 「今、東京オリンピックで鉄骨と鉄骨を組み合わせるハイテンションボルトが不足して、海外産に頼っている状態」と話すのは、同社スタッフの内田有理さん。
 「例えば、そのハイテンションボルトにしても、現場で使うので箱が傷んで余っても返品できず、倉庫に入れ放しだったりするんです」既に同社のフリマサイトには東京で足りないボルトがケース売りされていると石井代表は言う。


7月5日号

 来年3月創立100周年を迎える観音寺信用金庫(観音寺市観音寺町甲3377-3 須田雅夫理事長)。
 6月24日、詫間支店を新築移転。オープニングセレモニーを開いた。
 新店舗所在地は三豊市詫間町詫間680-24。旧店舗の北約200で、町内の主要幹線となった県道231号線詫間仁尾線沿いに位置する。
 敷地面積は約1325㎡。店舗は鉄骨造2階建てで延床面積約388㎡。白を基調とした明るく清潔感のある新店舗で、設計・監理は㈲曽根建築設計事務所、施工は富士建設㈱が担当した。
 セレモニーには三豊市の山下昭史市長、三豊商工会 新延 修会長ら来賓も出席。
 須田理事長は「数多くの店舗新築を経験したが、詫間支店が一番立派な店舗になったのではないかと感じており、全ての役職員が喜んでいる。これを機に経営理念でもある『地域のすべての人に、すべての企業に、しあわせと繁栄をもたらし、地域社会の発展に貢献する』の言葉を思い出して精進していきたい。


6月25日号

 香川大学経済学部、法学部、大学院(経済学研究科、法学研究科)、商業短期大学部の卒業生で組織する同窓会『又信会』(小川和彦会長)。昭和2年3月に設立された歴史ある会で、又信の名付け親は隈本繁吉初代校長。出典は唐時代の書「臣軌」の下巻誠信章にある文章。
 会では1年に一度の会報発行などで母校と会員相互のコミュニケーションを深め、各種会合の支援活動などに取り組む。支部は東京ほか西日本あわせ18支部。
 卒業生は現在2万8千名を超えており、各々国内外で活躍している。
 現 観音寺市出身の故 大平正芳元総理も、香川大学経済学部の前身、高松高等商業学校の第6回卒業生であり、法学部の創設に尽力したひとりでもある。
 意外と知られていないが、香川大学の幸町南キャンパスにある交友会館前には大平氏の功績を称え胸像(ブロンズ像)が設置されている。