12月15日号
11月29日、高松国際ホテルで「中小企業・小規模事業者活力強化香川県集会」が開催された。
地域の中小企業・組織が一丸となり、中小企業及び小規模事業者活力強化に向けた諸施策の必要性を政治、行政、社会全般に訴え、中小企業等の要望の実現を図る目的で開いたもの。
香川県中小企業団体中央会、香川県商工会連合会、香川県商工会議所連合会、香川県商店街振興組合連合会の主催。
主催4団体の役員である県内の中小企業経営者ら約160名が出席した。
主催者を代表し香川県中小企業団体中央会の国東照正会長は「新型コロナ感染症やウクライナ情勢などに端を発した、人や物の流れの停滞や縮小、資源や原材料の高騰など非常に厳しい状況が続いている。中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境は先行き不透明だ。さらにDXの推進、人材確保、脱炭素社会実現に向けた取り組み、防災力の強化など様々な課題に直面している。
しかし中小企業・小規模事業者は地域経済や雇用を維持し、賑わいある街づくりの主役を担っており、課題を乗り越えるため、一層の経営基盤強化を図り持続可能な成長、地域活性化の実現が遂げられるよう、的確で大胆な政策の早期実現が求められている。