8月5日号
百十四銀行は、地域経済の活性化に寄与することを目的に、創業意欲のある人で特にチャレンジ意欲のある若者や女性の起業・創業を、「事業のプランニングから経営相談」まで一貫して支援する「創業支援デスク」を同行「営業統括部」内に7月1日付で設置した。
支援メニューは、まず、かがわ産業支援財団等の外部機関と連携して各種セミナーを開催予定。
二つ目に、起業・創業に関する相談に応じる。
三つ目は、マーケティングアドバイスとして販路開拓や商品開発に関する相談に応じる。
四つ目は、同行のサポートに加え、「中小企業・小規模事業者ビジネス創造等支援事業」による専門家派遣制度等を活用し、創業計画策定のサポートを行う。
五つ目は、創業するにあたり、顧客のニーズにあった補助金を案内する。
六つ目は、外部機関との連携により「ビジネスプランコンテスト」を開催し、新ビジネスモデルの定着に努める。
最後の七つ目として、中小企業診断士協会等の外部機関と連携し、事業開始後も同行の担当者が個別の相談に応じることで、より良きサポート体制を継続していくとしている。
「香川の経済を活性化するには、若者の起業・創業が大切になる。起業・創業しやすいようにさまざまなサポートを行っていきたい。」(片山副調査役)としている。
「観光振興デスク」を設置
同行「営業統括部」は、香川県の観光振興に通じた地域活性化への取組強化に向け、地方公共団体や観光関連組合等との連携窓口となる「観光振興デスク」を7月1日付で設置した。
取組方針として、一つ目は地方公共団体等と連携することで、新たな観光資源の発掘、普及を促進していく。
二つ目は、他の金融機関との連携による、地域観光活性化施策の展開。
三つ目は、地域の面的再生に向けた観光まちづくり等の提言及び独自施策の展開。
四つ目は、地域の市町村や自治会等との連携による「地元の祭りなどの行事、イベント等」への協力をあげた。
同行としては、香川県等の地方公共団体や観光関連業界との連携を一層強化し、観光振興への積極的な取組を実施していく方針である。
「香川の経済の維持・発展には、観光の活性化が大切になる。地方公共団体に行くと、まちづくり、まちの再開発、観光資源の発掘などさまざまな情報が入手できる。
金融機関としてのネットワーク、ノウハウを生かし、地方公共団体等と連携することで、観光振興のサポートをしていきたい。」(赤澤グループ長)
観光振興デスクの創設は、県内金融機関では初の試みだが、県外では観光通過県と呼ばれる県の金融機関に設置されているケースが多い。
観光に対する危機感を行政と地域の金融機関が共有することで、地域活性化に結びつけたいとしている。
TEL.087-836-2986
目次
- トップインタビュー
松谷化学工業(株) 代表取締役社長 松谷晴世さん - 営業統括部に創業支援・観光振興デスクを設置 百十四銀行
- 集客支援アプリ「アプスタ」が定額コース新設と無料キャンペーン展開
- ロールス・ロイスとベントレーの試乗会を開催 ユーロスポーツ
- 瀬戸芸参加のバングラデシュ芸術家の宿泊を支援 オイスカ四国
- かがわ遠隔医療ネットワークがプラチナ大賞で特別賞
- 2013下半期商談会で新商品をPR 味の素グループ
- RNC西日本放送主催で5年ぶりディズニー・オン・アイス高松公演
- セレクトショップAIRみらいがロゼットの活用提案を推進
- 衆院選を振り返ってレポート
- ナイトスポット 月と女神
- ただいま着任
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