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7月15日号

 中国銀行(岡山市 宮長雅人頭取)は、海外進出済みの顧客並びに進出を検討中の顧客へのサポート業務の一環として、6月20日付けで、メトロポリタン銀行と業務提携を結んだ。
 メトロポリタン銀行は、フィリピン共和国、マカティ市に本店を構え、総資産1.04兆フイリピンペソ(約2.2兆円)国内第二位の金融機関。
 業務提携の内容は、フィリピンの投資環境、市場、規則等の各種情報提供並びに、フィリピンにおける口座開設、貿易、外国為替、保証やスタンドバイL/Cによる金融サービスの提供となっている。
 20日当日の夕方、同行本店11階会議室において、中国銀行からは宮長頭取、メトロポリタン銀行からは、片倉憲一東京支店長兼在日代表が出席し、調印式を行った。
 宮長頭取は「フィリピンは人口が1億人に迫るASEAN諸国で第二位をキープ。若年層の人口構成、経済成長から見て、従来の生産拠点の位置づけに加えて、近年は消費市場として注目を浴びている。


 銀行サイドの注目度も近年高まっており、当行取引先企業の進出も増えていくと見込んでいる。メトロポリタン銀行との提携で、取引先を支援する体制が整った。
 また6月25日付けで新たに国際部を開設した。取引先の海外進出に的確に応えていく体制が構築できたと思っている。
 国際業務に強い人材の育成、ホームソリューションの強化等を通して、お客様に最適の金融サービスを提供し、お役に立つ銀行を目指したい」と抱負を語った。
 また片倉支店長は「メトロポリタン銀行は昨年創立50周年を迎え、フィリピン第二位の銀行です。日系企業取引に力を入れている銀行で、本店にはジャパンデスクという専門の課がある。
 今回の提携を通して、フィリピン国内のネットワークを生かし、お手伝いしていきたい」と積極的な協力体制を語った。

▽今後フィリピンに進出する業種は
宮長頭取 今までは当行取引先30数社がフィリピンに進出しているが、大部分が製造業だった。
 今後は製造業以外の業種にも対応したい。一億人に近い国ゆえに、消費マーケットを意識した海外進出も十分考えられるし、今後は非製造業の進出もありえる。
▽メトロポリタン銀行の規模について
片倉支店長 国内で支店が六百強、関連を含めて八百強ある。特に日系企業との取引の多い支店を強化して、陣容を増やしたりして対応していきたい。


目次

  • トップインタビュー
     四国フェリー(株) 代表取締役社長 堀川満弘氏
  • フィリピン・メトロポリタン銀行と業務提携 中国銀行
  • 瓦せんべい「花鳥風月」を新発売 宗家「くつわ堂」
  • うどん県プロジェクト、次は大人の修学旅行
  • 高松~沖縄(那覇線)が就航20周年で170万人 全日空
  • 英会話のジェムが県外の教育施設に業務支援
  • 企画の達人 高橋憲行氏が香川で初講演
  • 9回目「さぬき満月まつり」開催へ さぬき満月会
  • 「栗林庵」がオープン3ヵ月 かがわ物産館「栗林庵」 店長 杉本 里香さん
  • チャレンジする香川のトップ
    ロイヤルパークホテル高松 座敷割烹錦 店長 末友敏郎氏
    ラーメンなる 代表 鈴木和好氏
  • PhotoTopics
    ANA 沖縄線の就航20周年を祝う
    要 潤うどん県副知事がPR
  • グルメレポート
    串かつとお食事の店 串よし

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