6月5日号
(一般社)香川経済同友会は5月28日、平成25年度の通常総会を開催した。会場のJRホテルクレメント高松には、144名(委任状158名)の会員が出席した。
まず今年度、代表幹事を務める川村延廣氏が挨拶。「昨年は香川県の防災・減災対策に向けてとジオパーク讃岐の認定取得に向けての2つの提言を行った。今年度もそれを引き継いだ活動を展開するとともに、私の『思い』もテーマに盛り込み、後述する四つのテーマを掲げさせて頂いた。香川県の魅力を香川県にしかできない取組を通じて発信して参りたい。」と抱負を述べた。
その後は議事に移り、平成24年度事業報告、同収支決算、同監査報告、役員選任、25年度事業計画、同収支予算について審議を行った。
役員改変では新代表幹事に前田宗一氏(一社香川県資源研究所理事長)の就任。副代表幹事に合田耕三氏(㈱合田不動産社長)の就任。常任幹事では西川隆治氏(㈱百十四銀行取締役常務執行役員)が就任。幹事には、中野知明氏(日本航空㈱高松支店長)がいずれも選任された。なお退任代表幹事の乾 篤之氏は特別幹事に就任する。
今年度の香川経済同友会は①香川県の安心・安全に向けて②地域主権の確立に向けて③文化と観光④希少糖に重点を置いて活動していく考え。
国際委員会にて、海外視察団をミャンマーに派遣を予定する他、香川県では8月1・2日に「全国経済同友会事務局長会議」が、8月30・31日には「第22回四国地区経済同友会交流懇談会」が開かれる。
その後、退任する乾 篤之特別幹事が挨拶。
「私が代表幹事となる2年前の5月の二ヶ月前に、東日本大震災が発生しました。そんな中で提言をさせていただいたのは香川県の防災・減災、交通安全、ジオパークの認定取得の三点でした。
私はこれまで本業一筋で生きてきた人間でしたので、この2年間は何者にも代え難い多くの勉強をさせて頂きました。どれほど同友会のお役に立てたのか自問自答する日々でした。
川村・前田新体制のもと、会員諸氏が英知を結集し、同友会活動を通して、県民が誇れる香川、日本に誇れる四国を実現されんことを期待する」と謝意を述べた。
最後に新代表幹事となった前田氏より、「私は平成9年香川経済同友会に入会。以後15年間、様々な委員会活動を通じて多くの方と巡り会い、今の自分があると思っている。四国は将来の日本が抱える課題を先取りした地域と言われ、香川県がいかにリーダーシップを取り中心的な活動を行えばいいか、その一翼を担うのが香川経済同友会であると思っている。会員の皆様と様々な方面でにぎわいを創出すべく、代名詞でもある提言活動を積極的に展開し、これまでの恩返しをしていければ。」と抱負を述べた。
目次
- トップインタビュー
(株)平井料理システム 代表取締役 平井利彦氏 - 平成25年度通常総会を開催 香川経済同友会
- 新卒者就職支援プロジェクトをスタート (株)クリエアナブキ
- 「ケルヒャーセンター四国」がオープン ケルヒャー・ジャパン(株)
- 第38回定時総会を開催 香川県中小企業家同友会
- 777万円~の住宅「ドリーム」を発売 (株)エルハウス高松
- 四国コカ・コーラボトリングが双方向のCSRを展開
- 「2012年度決算」・「2013年度予算」発表 (株)カマタマーレ讃岐
- 「コメダ珈琲」が高松三名町にオープン (株)アクトライズ
- 「香川県産業成長戦略」まとまる 香川県
- さぬきうまいもんプロジェクト総会を開催
- ワーク&ライフ応援セミナーを開催 日本政策金融公庫高松支店 国民生活事業
- チャレンジする香川のトップ
喜代美山荘花樹海 支配人 谷本好次氏 - PhotoTopics
うえまつ恵美子参議員議員事務所開き
駐日ドイツ連邦共和国大使夫妻が来県 - グルメレポート
蔵カフェ こうらく