12月5日号
県内の中小企業を中心に海外展開や輸出を支援するジェトロ香川(高松市番町 平井利長所長)は11月18日と19日の両日、高松市の鬼無町と国分寺町で、盆栽の輸出商談会を開いた。同商談会は、今回で四回目の実施となる。
この日、ベルギー、ドイツ、チェコの盆栽バイヤーら3名を招聘。両地区にある16の盆栽園(生産者)を訪ねた。
五葉松やクロマツなどがズラリと並ぶ畑のなか、生産者は長年をかけ丹精込めてつくった盆栽の特徴や魅力、高い技術力を大いに売り込んだ。
その一方、説明を受けたバイヤーは、盆栽をジッと眺めたり、直接手で触れるなどして念入りに品定め。値段を交渉しながら気に入った盆栽を次々と購入していった。
チェコで盆栽の貿易会社を営むヴァークラフ・ノヴァークさんは、「日本の盆栽は樹形にこだわりがあって品質も良い。特にこの土地で有名と言われている五葉松を中心に今後の輸入を検討したい。」と話しており、感銘を受けた様子だった。
ジェトロによると、日本産の盆栽と植木の需要は欧州やアジアなどから特に注目を集めていて、この10年間で約10倍の伸び率を示しているという。今後は一層、生産者らに大きな期待がかかってくる見通しだ。
ジェトロ香川の平井所長は、「地域の盆栽を支援できることは大変光栄。生産者とともに輸出拡大を目指していきたい。」と、意気込みを話している。
目次
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(一社)パッションリーダーズ 高松エリアマネージャー 平井敬明氏 - 特別レポート
四国エキサイティングカークラブ 会長 石井秀和氏
同フェスタ実行委員会 実行委員長 大前裕也氏 - 欧州のバイヤーを招聘し盆栽輸出商談会を開催 JETRO香川
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