6月25日号
同プロジェクトは、16・17年度に2段階で八十八景を公募の上で選定。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内外に発信し、四国への観光客誘致を目指す。
高松サンポート合同庁舎アイホールで開かれた会合には、常盤百樹四国経済連合会相談役(前会長)、松田清宏四国ツーリズム創造機構会長、瀬部充一四国運輸局長、石橋良啓四国地方整備局長、四国4県の観光部局長、運輸・旅行会社・マスコミなどの出先トップら、参画する18団体から18名が出席した。
委員長には四国経済連合会の千葉 昭新会長が、副委員長には松田清宏氏が就任。委員会活動の三部会の会長には、プロモート部会長に瀬部局長、企画運営部会長に石橋局長、選定部会長に東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀 繁教授が選出された。
挨拶に立った常盤相談役は、「東京オリンピックは四国にとっても海外から観光客を呼び込む大きなチャンスである。
四国らしい風景や街並みなどの景観を選定し、観光客誘致に結びつける「四国八十八景プロジェクト」の実行委員会の初会合が6月12日開かれた。
当プロジェクトではこの機を逃さず、四国の魅力を国内外に発信し観光客増を目指す新たな取り組みだ。
景観だけを選ぶのではなく、眺める場所の管理者に自ら手を挙げてもらうことで、自主性と持続性のある事業とし、眺める場でのサービス向上や地域の活性化にも繋げていきたい」と抱負を述べた。
▼眺める場所の管理者が主役に
四国八十八景は、風景を眺める場所の管理者が自薦にて応募し、選定部会で選定を行う。選ばれた八十八景の管理者は、協議会に参加することが求められる。
16年度・17年度の応募要領は決定次第発表される予定だ。
八十八景では、同じ対象風景でも眺める場所が違えば、複数選定される可能性がある。例えば瀬戸大橋なら、丸亀・宇多津・坂出の本土側、与島をはじめ島々からと異なる鑑賞場所が考えられる。
また場所の管理者が自薦するため、店舗や宿泊施設などの商業施設が、施設内からの風景を応募することも可能だ。
選定後は、四国運輸局および地方整備局や四国経済連合会、四国4県、運輸・旅行会社らが2018年度から、国内外にプロモートを開始。20年の東京オリンピックに照準を合わせて、二年をかけて観光客の誘致活動を展開していく。
http://www.skr.mlit.go.jp/
目次
- トップインタビュー
香川県事業引継ぎ支援センター
統括責任者 廣瀬秀人氏
統括責任者補佐 加藤政博氏 - 四国八十八景プロジェクトの実行委員会が初会合
- 西野金陵㈱の新社長に西野寛明常務が昇格
- 二輪車立ち乗りロボットの取り扱いを開始 四国マホービン㈱
- わがかがわ観光推進協議会が総会で今年度の計画を討議
- 筺企業向け女性活躍推進セミナーを開催 ㈱クリエアナブキ
- 「空き家管理舎オンライン」を開設 ㈲山下建設
- 日本生産性本部が「日本サービス大賞」を創設し7月応募受付開始
- 27年度は瀬戸芸の情報発信などに注力 (公社)香川県観光協会
- 新理事長に古川康造氏が就任 NPO法人高松城の復元を進める市民の会
- 過去最高の利用客数を記録 高松空港ビル
- 高校生を対象にした進学フェスタを開催 ㈱マイナビ
- 知的財産に関する無料相談窓口を設置 (公財)かがわ産業支援財団
- 魅力ある屋島再生協議会の会長に佃高松大学長が再任
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