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7月5日号

 穴吹興産㈱(高松市 穴吹忠嗣社長)が計画中の「住」「医」「介護」の永住型複合施設の全体像が明らかとなった。
 高松市紺屋町5-6、美術館通りと県庁通りの交差角地(敷地2820㎡)にて着工しているもので、開発名は「ウェルネス アベニュー高松」。
 これからの地方都市の街づくりの提案をする開発として、次の3つのコンセプトを掲げる。
 まずスマートシティ。エネルギーの有効利用を図り省エネ化を推進する環境配慮型の街として、MEMS、高圧一括受電、見える化、LED照明等を採用する。
 2つめはコンパクトシティ。市役所や美術館、中央公園などの公共施設、商店街、公共交通、教育施設、医療機関などが至近にあり、利便性の高い県内でも屈指の生活環境が整う同地。都市機能・賑わい・文化・伝統・憩いなどを体感できる街となる。


 最後にメディカル・ケアシティ。住まいと医療や介護サービスが一体的に提供できる住環境を目指し、敷地内にクリニックと有料老人ホーム、調剤薬局を配置。マンション棟の入居者に、無料の介護相談、有料で訪問介護・訪問介護・訪問リハビリサービス、通所介護サービス、生活サポートサービスなどを提供する。
 分譲マンション名は「アルファパークナード高松 THE TOWER」。売主は穴吹興産㈱とパナホーム㈱都市開発支社。THE TOWERの名称に相応しい19階建てで、同社の手掛けたアルファタワー桜町と並び高松エリアでは最高層マンションとなる。
 総戸数は134戸(管理事務室除く)。
 あなぶき興産とパナホームのノウハウを結集する、初の両社によるコラボレーション企画で、デザイン監修は六本木ヒルズなどを手掛けた入江三宅設計事務所が担当する。施工は穴吹興産・小竹興業のJV。
 部屋タイプは全13種類。間取りは1LDKから4LDKで専有面積は55㎡~124㎡。乾式壁の採用により住居連結も可能だ。
 先月より販売開始。第1期1次分譲70戸、2次分譲15戸は即日完売という人気振りだ。第1期分譲の価格帯は2280万円~5400万円。
 7月上旬に第2期分譲を計画。
 マンション棟の東に建設するメディカル・介護棟は仮称「アルファリビング高松紺屋町」で10階建て。クリニック、調剤薬局、住宅型有料老人ホーム(46室)、介護付き有料老人ホーム(19室)、通所介護事業所(定員15名)で構成。西日本エリアで現在22施設の施設運営をおこなう、あなぶきメディカルケアが運営する。
 設計は入江三宅設計事務所、施工は小竹興業の担当。
 マンション、メディカル・介護棟ともに完成予定は平成29年2月下旬、同3月上旬の入居予定。
 マンションギャラリーTEL.0120-535-753(10時から19時、火・水定休)


目次

  • トップに聞く
    ㈱高松三越 代表取締役社長 辻村 武氏
  • 高松エリア最高層のタワーマンションを配す「ウェルネスアベニュー高松」の全体計画を決定 あなぶき興産
  • 須田雅夫専務理事が新理事長に就任 観音寺信用金庫
  • ㈱ムーミーが業者会で「2020年に売上100億円目指す」と発表
  • 郊外型コワーキングスペース「Share office」が誕生
  • 総代会を開催、来年迎える50周年に向け抱負 (生協)コープかがわ
  • 高松初の日帰り硝子体手術施設、ふくだ眼科クリニックが開院
  • 1日3回限定、gramの「プレミアムパンケーキ」が大人気
  • ZOOM UP!!
    馬渕繊維グループは完全に崩壊
  • 人間シリーズ
    バンカーはつらいよ②
  • 21世紀に駆けるトップ
    中商事㈱ 代表取締役社長 中 貴史氏
  • ただいま着任
    ㈱商工組合中央金庫 高松支店 支店長 植田恭弘氏
  • グルメレポート
    ベビーフェイスプラネッツ 茶屋ガーデン

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