7月15日号
OHK岡山放送㈱(岡山市北区)は、新社長に産経新聞社論説委員室論説委員特別記者の中静敬一郎氏が就任する役員人事を発表した。6月30日の株主総会および取締役会後に、中静新社長は本社にて記者会見を行った。宮内正喜前社長は退任した。
中静敬一郎社長は、1950年新潟市生まれ。早稲田大学卒後、産経新聞東京本社に入社。85年より政治部勤務。首相官邸、自民党、外務省などの担当を経て、99年に政治部長就任。10年6月に取締役論説委員室論説委員長へ就任。その後、13年6月より論説委員室論説委員特別記者を務めた。
記者会見には、中静新社長はじめ、西畠泰三副社長他役員三名が出席した。中静社長は挨拶で、「新聞記者としての経験を生かし、テレビというメディアの役割を十分果たしていきたい。そして、より多くの方にテレビを見てもらい、それが岡山・香川の地域活性への起爆剤となるよう努めたい」と抱負を述べた。
中静社長への一問一答は次のとおり。
▽今後の課題は
地域のニーズを吸収し、良い番組を作ることが地域活性の柱になると感じている。〝見る〟ということに働きかけ、地域の方に盛り上がってもらうことが今後の大きな課題だと感じている。
▽これからの運営ビジョンは
現在様々なプロジェクトを考案中だ。昨年当社はイオンモール岡山に「まちなかスタジオミルン」を開設した。東南アジアが日本へ多くのブランチを出しているので、そういったところと協力することで、そこからまだ見たことないものが見えてくるのではないかと思う。
▽今後行っていきたいことは
日本の歴史をはじめ、岡山・香川の伝統を発信できればおもしろいのではないかと感じている。身近なものを捉えて発信することで、「こういったこともできるのか」と感じてもらいたい。
西畠副社長は挨拶で、「8年間、宮内前社長は私たちに〝常におもしろがる気持ち〟の大切さを訴え続けてきた。その想いは引き継いでいきたい。中静新社長を迎えたことで、新しい風が吹き、新しい道が開けると感じているので、新社長の下で社内がどのように変化していくのか楽しみです」と述べた。
岡山・香川の情報を発信するOHK。新社長が打ち出すプロジェクトに注目したい。
目次
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㈱ジェイアール四国ホテル開発 代表取締役社長 近藤明生氏 - OHK岡山放送の新社長に中静敬一郎氏が就任
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