11月15日号
中国銀行グループの証券会社として展開中の中銀証券㈱(岡山市北区本町2-5 剱持 一社長)は、四国地区への橋頭堡として高松支店を来春3月上旬に開設する予定である。
現在は岡山市内に本店を擁しているほか、福山支店、津山支店の3店舗で営業を行っている。
香川県下には中国銀行の支店も多くあり有力顧客にも恵まれているため、早い段階から高松への出店を準備していたもの。
銀行と証券のコラボにより金融ネットワークを拡充するとともに、証券の取引顧客に身近な利便性を提供するものである。
所在地は、中国銀行高松支店四階(高松市丸亀町3-6)で、スタッフは一応6名を予定。
営業開始は3月上旬としているが、正式の日取りは未定、支店長人事もまだ発令されていない。
証券業務への進出は昭和19年8月。
津山証券を買収する形で同43年1月には証券業の免許を取得、同61年には資本金一億円に増資するなど、着々と体制を整備してきた。同63年には更に三億円に増資している。
平成22年5月には津山証券から中銀証券へ変更するとともに、本社を津山市から岡山市へ移転した。
資本金も20億円に増資した。
以来平成23年6月には福山支店を開設、津山支店と共に三店舗体制となった。
中銀証券は中国銀行が背景にあるため証券、金融商品の拡販取引に関しては底力を持っており、地元証券業界に大きな波及力をもたらすことになるだろう。
また、伊予銀行(本店=松山市)も、この10月1日からいよぎん証券㈱(資本金30億円)を設立開業した。
本店所在地は、松山市三番町5-10-1(本店南別館三階)。
共同店舗での相談窓口としては、本店営業部、今治、新居浜、宇和島支店に設けた。スタッフは約45名。
伊予銀行グループとしての威力は総合金融業としての価値感、存在感を高め、地域の顧客に多大なる利便性を与えることになろう。
香川県内では現在百十四銀行が証券業務への進出を決め準備を進めているが、まだ具体的な構想はまとまっていない。
いずれにせよ中銀証券高松支店の開設は、地元の香川證券はもとより県外から進出の大手中小各社にも少なからず脅威になるものとみられ、シェア争いも熾烈化するものと推測されている。
目次
- ただひとすじの道
高松青果(株) 取締役会長 齊藤和良氏 - 中国銀行グループの中銀証券が高松支店開設へ
- 日本旅館協会が発足 来年度会長に近兼孝休氏就任へ
- 「食のプロ」の提案する非常食セット (株)たまも
- (株)タダノの第2四半期決算は増収増益
- 「ゆめタウン高松」が専門店ゾーンを大幅リニューアル
- 無光触媒「エコキメラ」を提案 よつば住環境設計事務所
- 香川県・香川県漁連と共同で販促キャンペーン サントリー
- 緊急災害用RO浄化装置を導入提案 (株)ピリコ
- 中小企業向け経営革新等支援機関が決定 中小企業庁
- 「ジャングルオイスターガーデン牡蠣小屋」オープン (株)平井料理システム
- 「瀬戸内ブランド推進協議会」がフォーラムを開催
- 食品輸出商談会を開催 ジェトロ香川
- 「絆プロジェクトメンバー」岩手県・陸前高田市へ
- 地元密着企業の戦略とその強さを展示会で見る 三宅産業(株)
- ただいま着任
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