11月5日号
香川県が販路拡大に力を注ぐ、県のブランド牛「オリーブ牛」のマカオへの輸出が決まり、郷東町の高松市食肉センターで18日、出陣式が開催された。
この日、輸出の第1弾として出荷されたのは、1頭分のロース肉38キロ。福岡空港から空輸でマカオへ運ばれた。この空港への輸送車の出発を前に、浜田知事、大西市長、平木県議会議長をはじめ80名程の関係者が集まり、テープカットなどをして、初陣を祝った。
中四国でマカオ政府から輸出用牛肉の処理施設として認定を受けたのは、同センターが初めて。
今年2月、大阪で開かれた「さぬきうまいもん祭り」をきっかけに県食肉事業協同組合連合会や県農協などでつくる讃岐牛・オリーブ牛振興会が、オリーブ牛の消費拡大海外販路開拓に取り組んだ。
マカオへ出荷されたオリーブ牛は、取引問屋を通し、小売販売される見込みだが、マカオは、世界各地から人が集まる国際都市だけに、マカオへの輸出を第一歩として、タイなど更なる販路拡大を目指す。
また、今後のマカオへの輸出も、今年度3頭、来年度10頭、再来年度30頭の輸出を計画している。
今後の課題のひとつは、オリーブ牛の量産体制、その飼料になる十分なオリーブの絞りかすの安定した確保だ。
オリーブ牛は、出荷前の2カ月間以上、オリーブの実の絞りかすを一定量を食べさせた讃岐牛。
小豆島のみで飼育されていたこのオリーブ牛を昨年度から県内本土でも飼育し、飼育の推進とともに香川県産和牛「オリーブ牛」としてブランド化し、販路、消費拡大に向けたPR活動を続けてきた。
今年度、香川県内では年間およそ九百頭を飼育。平成27年度までに二千頭まで拡大させる計画だ。
目次
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穴吹エンタープライズ(株) 取締役執行役員・ホテル事業部長 横畠秀樹氏 - オリーブ牛が黒毛和牛としては中四国で初の海外出荷
- 県産品を詰め合わせた通販サイト「Ecoとマルシェ」が誕生
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