ホーム刊行履歴9月5日号

刊行履歴

9月5日号

 ㈱綾川葬祭(綾歌郡綾川町 伊藤靖雄社長)は、県内4館目となる「綾歌・飯山会館」(丸亀市綾歌町富熊410 TEL.0877-86-1194)を開設した。
 綾川、国分寺エリアを中心に支持を得る同社だが、「近接する綾歌・飯山地区の方の利用も年々増えており、年ごとに開設の要望が高まっていた」(伊藤雄介常務)ことを受けて決断したもの。
 敷地2500坪、建物500坪。駐車場も300台分を用意するなど既存会館の中では最大規模となった。設計・施工は豊嶋建設㈱。
 同エリアは同業他社の多い激戦区ではあるが、「低価格路線に沿った明朗会計や、事前説明・施行・アフターフォローに至るまでトータルでの高いホスピタリティ、設備面の充実など、当社の方針や強みが口コミ等で広く浸透し、ご理解下さっている方が増えている」ことも新規出店を後押しした。
 建物内は家族葬の「ファミリーホール」(最大60名)と一般葬の「メモリアルホール」(同120名)で構成しており、大型一般葬の場合は会食室の間仕切りを撤去すれば200名まで収容できる。


 各一日一組貸切り型で、いずれも県下最大級の豪華祭壇を備えているほか、専属フラワーデザイナーによって、性別や年齢など故人の個性にあった飾り付けが可能。両ホールはワンフロアで隣接しているため、参列者の多い企業の社葬などでは最大400名程度まで対応できるという。
 またプランによっては、県内で一台のみという5人乗りのトヨタアルファードの霊柩車を使用し、家族4人が同乗のもと火葬場に向かうことも可能だ。
 開設に合わせ会員も募集中。入会金は家族葬1000円、一般葬5000円で月会費や掛金は不要。利用の際には10%の割引等が適用され、家族葬は27万円~81万円、一般葬は36万円~117万円(いずれも税別)で利用できる。
 価格には祭壇料、祭壇上デザイン生花、初七日法要使用料、消臭防腐剤、寝台車、霊柩車、マイクロバス、会館使用料などが含まれているのが同社の特徴で、明朗会計によって喪家の精神的、経済的負担の軽減に繋げる。
 別途料金が必要なものは会葬の返礼品・礼状、料理、供花、供物、寺院への御礼程度で、「気落ちしている遺族が費用面で余計な心配をせず、故人との最後の時間をより思い出深いものにして下されば」との思いが込められている。
 なお同社では今後、高松・丸亀など人口の多いエリアを中心に、費用を抑えつつハイレベルのサービスを提供できる家族葬専用会館を開設していく中期的な構想もあり、その動向が注目されるところとなった。


目次

  • トップインタビュー
    香川県石油商業組合 理事長 国東宣之氏
  • トップに聞く
    大阪香川県人会 会長 和田弘毅氏
  • 4館目となる「綾歌・飯山会館」を開設 ㈱綾川葬祭
  • 香川証券が特別協賛しTech Kids CAMPを四国初開催
  • 西讃地区の景気調査を発表 観音寺信用金庫
  • 学生マンション「エル・セレーノ高松中央」で現地見学会
  • 東京大学イノベーションサマープログラムで県内高校生がプランづくり
  • 配合飼料供給安定協議会の中国・四国ブロックがBCP講習開催
  • 21世紀に駆けるトップ
    香川県漁業協同組合連合会 代表理事会長 嶋野勝路氏
    ㈱四国日立システムズ 代表取締役社長 大畑浩義氏
  • 注目のキーパーソン
    オフィス岡部 代表 岡部久美子さん
  • ただいま着任
    ㈱日本政策投資銀行四国支店 支店長 久保田和雅氏
  • PHOTO TOPICS
    ミス・ユニバース香川大会キックオフ
    讃岐のイッピン!ええもんフェスタ2017
  • 香川の流通業界秘史
    そごうの高松進出で議論は沸騰
  • 収集的ライフスタイル
    ヘルシーマインドをつくる食の暮らし
  • 小豆路
    小豆島で知の地産地消
  • スポットライト
    企業予備軍の救世主
  • Kagawa Style RESEARCH
    GRAPH work store
  • グルメレポート
    鮮魚鉄板バルMare Mare

一覧に戻る