エヌケー建設㈱（高松市木太町5098-4　浜　圭司社長）は、オリジナル住宅「ＬＩＢ-ＨＯＵＳＥ（リブ・ハウス）」のモデルハウスが完成。８月第４週・９月第１週の週末に見学会を開催し、多数の来場者で賑わった。
　モデルハウスは当面、予約対応
で見学を受付する。外気温と室温の差が夏以上に大きくなる冬にこそ、リブ・ハウスの性能の高さを体感して欲しいと同社では呼びかけていく。
　所在地は高松市木太町4473-8。高松中央インターチェンジの北東方向、県道43号線から東へ三百ｍ入った同社分譲地内。
　ＬＩＢ-ＨＯＵＳＥは、猛暑や真冬日でも快適な住環境を目指した機能性住宅。モデルハウスではＣ値0.13、ＵＡ値0.37の高気密・高断熱を実現している。ＢＥＬＳ（建築物省エネルギー性能表示制度）において、エネルギー消費量68％削減の優れた性能を誇る。

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　Ｃ値は床面積に対する隙間の割合を示しており、数値が少ないほど気密性が高い。香川県（次世代省エネルギー基準６地域）の基準値5.00に対し、リブ・ハウスは約38倍の高い性能を誇る。
　ＵＡ値は外皮平均熱貫流率で、住宅の内部から外部へ逃げる熱量を外皮全体（屋根・壁など）で平均した値で、こちらも値が少ないほど性能が高い。同ハウスは香川県の基準値0.6以下を大きく下回り、北海道・東北の厳冬地区の0.4をパスする優れた値となっている。
　こうした気密性や断熱性といった数値は、男性が好むものという風潮が住宅業界にはあるが、女性からの反響の高さが見学会では目立ったという。
　「一階と二階の室温差が小さいことから、Ｃ値やＵＡ値に関心を寄せる女性が目立ちました。子育てや家事で自宅にいる時間が長い、女性にこそ快適さをモデルハウスで実感願えれば幸いです」（住宅部　石濱課長）
　優れた断熱性は、外断熱と内断熱の断熱層合計155mm厚により実現。また気密性の高さは、現場施工の精度の高さと豊富なノウハウに裏打ちされている。同社ではニーズが高まっている省エネルギー住宅をかねてより受注・施工しており、そのノウハウを投入してリブ・ハウスを商品化した。
　性能の高さに目が行きがちだが、モデルハウスでは豊富な収納、二階のセカンドリビングやオブジェのような本棚、外部からの視線を考慮した設計など見所が多い。また最大70％の揺れを吸収する制震システムを採用し、安心・安全にも配慮している。
　同社は自然素材をふんだんに使った「ＭＯＭＯＨＡＵＳ」や、リブ・ハウスといったオリジナル住宅を用意し、住宅事業の強化を図っている。
http://www.nkk-cm.com/

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