高松を中心に活躍するハウスメーカー㈱ユーリックホーム（高松市木太町3841-5　天野浩介社長）のグループ会社である、㈱マリモ（広島県　深川 真社長）は、自社で開発する分譲マンション「ポレスター」（POLESTAR）を高松市木太町・中央町で分譲することを発表した。㈱ユーリックホームと㈱マリモはともに、㈱マリモホールディングス（広島県　深川 真社長）のグループ会社。
　㈱マリモは１９７０年に設計事務所として創業し、分譲マンションデベロッパーとして成長。自社分譲マンションは全国各地の主要地方都市を中心に展開している。顧客満足を追求した住まいづくりを行い、全国43都道府県に進出、累計販売戸数は２万戸を突破した。２０年には、創業50周年を迎える。
　また、同社は、地方都市の市街地再開発事業にも積極的に取り組んでおり、青森から熊本まで、全国各地での実績を有している。昨年は熊本市で市街地再開発事業の住宅部分である分譲マンション「ザ・熊本ガーデンズ」総販売戸数156戸を即日完売した。引き続き、埼玉県鴻巣市でも約200戸のプロジェクトが順調に進行している。

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　近年は不動産総合デベロッパーへと成長し、不動産流動化事業においても、従来からの強みである「デベロッパーとしての企画、開発ノウハウ」を活かした事業を全国で展開している。同社がスポンサーを務める総合型ＲＥＩＴ「マリモ地方創生リート」は、１５年に設立され翌年７月東京証券取引所不動産投資信託市場に上場、本年１月には公募増資（ＰＯ）を実施した。
　海外での分譲マンション開発にも取り組んでいる。現在、中国とマレーシアで大規模な分譲マンションプロジェクトを進行中。中国の江蘇省蘇州市で地元の国有不動産企業と合弁で進めている第２プロジェクト「尚雅苑」全１９棟・１２６０戸は、第１期５３２戸を昨年５月に即月完売した。さらに中国では今春、店舗面積１万平米超の温浴施設を開業する予定という。
　香川県には０７年に進出、ポレスター坂出（坂出市寿町3-4-19）を分譲済み。高松市に本社を置く㈱ユーリックホームとの連携により、高松市内での分譲マンション事業の基盤を強化するとともに、マリモホールディングスとしてのスケールメリットを活かして住宅事業の拡大を図る。
　高松市一棟目となる木太町は今秋にモデルルームをオープン、着工は８月予定。二棟目の中央町のスケジュールについては現段階では未定とのこと。今後も県内での「ポレスター」シリーズ等の継続供給を検討していく方針だ。
　「ポレスター」シリーズは、〝Beautiful Basic〟を追求する、信頼のマンションブランド。北極星の名を冠した永住仕様の分譲マンションは、全国で好評を博している。

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