3月5日号
香川県は、高松市花ノ宮町2-1035-23の高松南警察署跡地を有効活用する事業者について、㈱瀬戸内海放送(高松市西宝町1-5-20 加藤宏一郎社長)を代表法人とする連合体に決定したと発表した。
連合体構成法人は同社グループの㈱エフエム香川(高松市西宝町1-4-23 山下誠志社長)、㈱キャリアステーション(高松市天神前1-28 藤井浩一郎社長)、㈱ウィザード(高松市西宝町1-5-3 前田政裕社長)。
法人連合体の活用計画によると、高松南警察署跡に木造・鉄骨造り二階建ての施設を建設予定。土地面積は2753㎡。
1階は多目的プラザとしてライブラリースペース、イベント・展示スペース、コワーキングスペース、人材派遣登録の受付などが入り、企業主導型保育所も計画している。2階には映像コンテンツ制作事業のオフィスを配置する予定だ。
同跡地については、昨年9月に有効活用事業者の応募登録を受け付け、6事業者が登録。うち3事業者から提案書類の提出があり、プレゼンテーションや質疑応答を経て、有識者からなる高松南警察署跡地有効活用検討審査委員会(嘉門雅史委員長=京都大学名誉教授)が審査した。
この結果、提案趣旨や基本方針、地域社会への貢献、実現の可能性など6つの審査項目において、900点満点中728点を獲得した瀬戸内海放送法人連合が最高得点で入選したもの。
同跡地は県道280号線(旧塩江街道)沿いにあり、ハローワーク高松の南側。地元大手放送局グループによる洗練された計画と手腕によって、跡地の有効活用によるエリアの活性化に期待が寄せられるところとなった。
目次
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