ホーム刊行履歴6月15日号

刊行履歴

6月15日号

 「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトに、新たなビジネスや活動を生み出すスペースとして全国で拡大中のコワーキングネットワーク「co-ba」(コーバ)が高松市内に開設されることとなった。
 あなぶきグループ(高松市 穴吹忠嗣代表)が、運営元の㈱ツクルバ(東京都)と協働し、所有ビルの空きスペースの活用により、地域活性化拠点のシェアードワークプレイスをオープンさせるものだ。
 co-ba takamatsuは、高松市鍛冶屋町6-11 AHビルの1・2階。
 地域住民や学生も立ち寄れるような、開かれたスペースを目指す。1階は1DAY利用や、3時間利用もできるフリーアドレスな場として、また貸切のイベントスペースにも活用できる。
 2階は個室をメインとし、入居者同士での新たなコミュニティ形成も可能となる。
 地域のスタートアップやNPOなどがコワーキングスペースとして利用したり、イベントやワークショップ、セミナーなど様々なシーンに活用できる拠点は貴重な空間となるだろう。


 高松エリアには多くのNPO、企業、団体が存在し活動するが、そうした関係者が集まり、互いのアイデアを共有し、新しいプロジェクトを生み出していくという場は少ない。新拠点で地域の魅力を再発掘し、集まったマンパワーで地域の課題解決をしていくことが期待される。
 6月中旬より入居会員の募集を開始。7月中旬のグランドオープンを計画。高松のみ利用可能なラウンジ会員、全国のco-baネットワークを利用できるラウンジ会員、法人ラウンジ会員などを用意する。
 co-ba takamatsuの営業時間は平日10時~18時。ただし会員は24時間利用可能。TEL.087-802-1114
 中期経営計画で、オープンイノベーションの推進を重点戦略に掲げる同社は、今回の取り組みをコーポレートベンチャーキャピタル「あなぶきスタートアップ支援ファンド」と連携させることで、グループの事業領域と将来的な事業シナジーが見込めるスタートアップチームなどを継続的に支援。協働しながら新たな事業創出を目指していく。
 あなぶきグループでは7月下旬に、あなぶき広島紙屋町ビル(広島市中区)の7階でも、co-ba hiroshimaを開設する予定。


目次


  •  

一覧に戻る