7月15日号
日本航空の国内定期路線「高松-東京(羽田)線」が7月1日で就航55周年。これを記念し同日朝、高松空港の搭乗口でセレモニーが開かれ、さぬき讃フルーツ大使の藤井美尋さんや日本航空の客室乗務員が搭乗客らに記念品として、さぬき讃フルーツと搭乗証明書を配った。
同路線は1963年7月、日本航空の前身航空会社「富士航空」が就航し、40人乗りのプロペラ機(コンベア240型)でスタート。現在はジェット機で毎日7往復、平均搭乗率は75%に上るという。
また日本航空は、地域活性化を目的に始めた「JAL 新・JAPAN PROJECT」の一環として、香川県およびJA香川県と連携し、「さぬき讃フルーツ」のブランド化に取り組んでいる。第一弾は先頃、キウイフルーツ「香緑」を使用したパン(デニッシュ)を、これに続く第2弾として今回、香川県産の苺「さぬきひめ」100%のピューレをかけたソフトクリーム、題して「さぬきひめプレミアムソフトクリーム」を開発。価格は648円(税込)。7月から高松空港と羽田空港、都内(皇居)の売店で販売している。
セレモニーには、日本航空の中野星子執行役員や高松空港運営会社・高松空港㈱の渡部哲也社長、西原義一副知事らが出席。あいさつで中野執行役員は、この日を迎えられたことに感謝の意を述べ、「これからも皆様に愛される路線になれるよう社員一同、精一杯頑張りたい」と意気込みを語った。
その後、藤井さんらがスタンバイし、11時25分(高松)発の便を利用する搭乗客にハウス栽培の温州みかん「小原紅早生(おばらべにわせ)」や、ぶどうの「シャインマスカット」などを手渡し、さぬき讃フルーツをPRした。