7月25日号
独自のアイデアやビジネスプランを募り、香川大学をはじめ地元企業らが事業化を支援する「香川ビジネス&パブリックコンペ2018」(地域事業構想サポートプロジェクト実行委主催)の開催概要が7月5日、発表され、同日付で募集を開始した。
コンペは、香川大学や地元企業らでつくる同実行委が地域活性化を目的に2013年度からはじめた取り組み。今年で連続の6回目となる。
メーンテーマは、「あなたが香川で実現したい、香川を〝もっと〟元気にするアイデア」。オリジナル商品の開発など新規事業や起業を目指したプランほか、子育て支援や離島振興、賑わい創出など公共的意義を持つ地域振興を考慮したアイデアを募集する。
応募資格は、香川県在住あるいは出身者、県内に通勤・通学、将来的に香川に住みたいと考える18歳以上の人。応募用紙は同コンペのホームページからダウンロードできるようにしている。
コンペは応募後に「ビジネス」、「地域公共」の2つの部門に分類され、グランプリには賞金としてそれぞれ50万円が出る。このほか審査員特別賞もある。
同日、高松市幸町の香川大学で会見があり、出席した原 真志実行委員長(同大学大学院地域マネジメント研究科長)があいさつで、「柔軟な発想、真新しい着眼点でいろんなプランを考案し、ぜひ多くの人にチャンレンジしてほしい」と期待を寄せた。
今後のスケジュールについては、10月18日に応募を締め切り、1次選考の書類審査を通じてファイナリストを絞り込む。その後、1次選考の通過者に結果を知らせ、12月2日に同大学で最終審査(公開プレゼン)を行う。
コンペに関する問合せ等は左記まで。TEL.087-832-1900(同実行委事務局)