11月15日号
(公社)高松青年会議所(平田有一郎理事長)主催による「第一回かがわSDGsアワード」が11月2日、高松国際ホテルにて開催された。
同アワードは、地域でのSDGsの認知向上と機運を高め、県内企業が事業活動を通じて社会の課題を解決する意識を高めることを目的としている。
会場では、最終選考へ進出した5社によるプレゼンを開催。それをもとに参加した一般人や高松JCメンバー、審査員による投票が行われ、審査の結果、「学生服リユースショップさくらや」を運営する㈱サンクラッド(高松市 馬場加奈子社長)がグランプリに輝いた。
同社が取り組む「学生服未来応援ファンド one support」は、内閣府が政策する「子供の未来応援国民運動」に参画し、企業・行政・団地とともに取り組む活動。
本来捨てられる学生服を、学生服回収ボックスを設置することで回収し、その査定相当額を「子供の未来応援基金」に寄付していくことで、貧困状況にある家庭や子ども達への支援に努めている。
表彰式にて馬場社長は「私たちにできることを実践することが、仕事や家族、地域や子ども達のためになることを、多くの人に知って頂ければ幸い。今後も回収ボックスを通じて、子供の貧困に向けた活動を継続していきたい」
と、今後の方向性を述べた。