2月5日号
今年3月20日のオープンに向け整備の進む四国水族館(宇多津町浜一番丁四 松沢慶将館長)。館の魅力や情報発信を担う公式マスコットキャラクターの愛称を一般より募集していたが、このほど『しゅこくん』に決定。1月8日、宇多津町役場で愛称発表をおこなった。
発表イベントには松沢館長と広報担当、谷川俊博宇多津町長らが出席した。
昨年10月〜11月にかけて公式サイト、はがきなどで募集した愛称は総数4604点。『しゅこくん』の応募は55点あり、抽選で高松市の岡田楓来さん(6歳)を命名者に選んだ。
広報担当者が「モチーフにしているシュモクザメと、四国水族館を掛け合わせて、可愛らしい響きになるよう『しゅこくん』と名付けた。四国水族館を通して、四国の素晴らしさを知って頂きたいという願いも込められている。世代を問わず愛されるキャラクターとなるよう期待して欲しい」と説明。
松沢館長は「太平洋をパパとママと泳いでいて迷子になって、エイくんと出会って四国水族館にたどり着いたというストーリー。しゅこくんが宣伝隊長として四国水族館をより有名にしてくれることで、パパとママが見つかるはず。しゅこくんと一緒になって、しゅこくんが両親に出会えるような水族館にしたい」とあいさつ。
四国最大の次世代水族館として完成が待たれる四国水族館。施設はほぼ整い、開業に向け生物の搬入、内装工事等を急ピッチで進めている状況だ。
敷地面積8516㎡、建築面積4521㎡、延床面積7184㎡。鉄骨造及びRC造、地上2階建て。展示水量は2233㎡。水槽数78基で約400種、1万4000点を常設展示する。
運営会社は㈱四国水族館開発(流石 学代表取締役 資本金2億円)。
宣伝隊長しゅこくんは3月上旬まで四国内を巡るPRキャラバンを展開している。