11月15日号
香川県は11月7日、新たなオープンイノベーション拠点『セトウチアイベース』を情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」内にオープンした。デジタル産業の人材育成、交流の場の提供、ビジネスマッチング支援を一体的に取り組み、地域経済の活性化を目指している。
拠点内にはコワーキング・コラーニングスペースを用意するほか、映像や3DCADを編集できるデジタル編集室、創作工房、TV会議室などを完備する。
また、県と㈱NTTドコモ四国支社(高松市 三ケ尻哲也四国支社長)が結んだ連携協定により、施設内に5G環境を構築。5Gを活用したアバターロボットやビジネス向けツールの体験も可能。
さらに、実践的な講座を開催するほか、専任コーディネーターのよろず支援や、県内外の有識者や企業経営者らで構成するアドバイザーによるマッチング支援も行う。
この日、開所式に参加した浜田知事は、「瀬戸内を代表するオープンイノベーション拠点として推進していきたい」と意気込みを語った。
開館時間は、平日10時〜21時半、土日祝10時〜18時(月曜休)。月々の料金は、個人8000円、法人20000円(最大3名まで同時利用可)。一時利用は一時間300円。
☎087-822-0111
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