7月25日号
地域事業構想サポートプロジェクト実行委員会(原 真志実行委員長=香川大学大学院 地域マネジメント研究科長)は、香川発の地域を元気にする独創的アイデアを募集し、実現をサポートする「香川ビジネス&パブリックコンペ2022」を開催する。
2013年にスタートしたコンペは今年10周年を迎える。
募集テーマは『あなたが香川から実現したい、世界を〝もっと〟元気にするアイデア』。キャッチフレーズは「求む 未来を創るストーリー。」。
新規事業や起業を目指す革新的なアイデアを募るビジネス部門、暮らしを豊かにする、地域の魅力を高めるなど社会的意義を持つアイデアのパブリック部門で受け付ける。
両部門とも、事業の目的の明確性、事業計画の具体性と妥当性、新規性、市場性、地域性・社会性を審査する。
特に、ビジネス部門は新規性、市場の成長性を重視。パブリック部門では地域性・社会性の審査を重点に置く。
応募資格は県在住、県出身者、県内に通勤・通学中、または香川に住みたい、香川で起業したいと考える者とし、年齢制限を設けず、若い学生のチャレンジも歓迎する。
原実行委員長は「昨年までに853件の応募があった。近年は応募プランのレベルが高まっており、コンペに対する手応えを感じている。香川の身近な日常の中にある課題を見つけ、それを解決することで多くの人のためになる、地域が元気になることを考えたプランでチャレンジして欲しい」と広く応募を呼びかけた。
応募は公式サイトの専用応募フォームより受付。応募締切は10月10日(月・祝)。
8月20日には香川大学で10周年記念講演会・交流会の開催を予定。
両部門から一次選考を通過した各5プランが最終審査会に進み、11月26日(土)の最終審査会の公開プレゼンでグランプリ(賞金50万円)、審査員特別賞、学生起業奨励賞などを選ぶ。