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10月5日号

 ㈱よんでんメディアワークス(高松市屋島西町1850-1 四国電力㈱総合研修所内 村上公司社長)は、遠隔作業支援システム「Media︱Caster」の提案を強化している。
 同システムは、建設現場、製造現場、整備現場、医療・介護現場、防災・警備など様々な現場での活用を想定。
 GoPro、ドローン搭載カメラ、360度パノラマカメラ、スマホなど、使用環境に応じたカメラに対応。最大4Kまでの高画質に対応しており、小さな部品や銘板の質感、数値や文字の認識もしやすい。また、低遅延(1秒程度)のライブ配信が可能だ。
 双方向音声通話やテキストチャット、メッセージ通知、ARマーカー機能といったコミュニケーション機能も充実。更に複数台の端末でカメラ映像を確認できるため、的確な作業指示が可能となる。
 ブラウザ動作のため、専用アプリのインストールは不要。
 システムは国土交通省の試行要領に準拠しており、建設現場での遠隔臨場や遠隔確認、工事の進捗報告、製造現場では生産ライン監視、設備トラブル発生時の対応に、医療・介護現場では、遠隔診療のサポートや実技指導など、利点を生かした活用が期待されている。


 正式リリース前に複数の企業で試用テストを実施。
 ある物流業者はGoProで撮影した海外事業所の現場巡視映像を、日本国内の事務所から遠隔モニタリング。高画質、低遅延の配信で、手振れもないため体に装着して現場巡視する際の支援としてかなり有効だと評価した。
 別のイベント主催業者は、360度パノラマカメラで撮影した遠隔地(国内及び海外)のライブ映像を、遠隔地に配信。映像はパソコン、スマホ、タブレット端末のほか、ヘッドマウントディスプレイにも配信でき、海外拠点からのパノラマ映像も低遅延で視聴できると評価されている。その他の試用企業も支援システムとしての性能を認め、導入の検討を進めているという。
 初期設定費2万円で、月額利金は2万8千円。ともに税別。
☎087-818-1071


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