12月5日号
香川県の地域活性化に資する「かがわアライアンス」の高松信用金庫（大橋和夫理事長）と香川銀行（山田径男頭取）は、「２０２２年度ＥＣ活用セミナー」を11月22日に開催した。
この取り組みは、新型コロナウイルスおよび物価高騰の影響を受けている地元中小零細事業者を伴走支援することを目的としたもの。
第一部のオンラインセミナーでは、中小機構中小企業アドバイザーの木下寛子氏を招き、「インターネットを活用した販路開拓の可能性」を講演。
木下氏は、コロナ禍でまだ海外での人の動きが鈍い現代において、海外で既にスタートしている海外進出の事例や、コロナのビフォーアフターで変化した実務事例、訪日とオンラインビジネスについて、会社のＨＰを工夫する事で海外進出する事例等を紹介。
また、木下氏の実体験を踏まえた海外の現地事情や、インターネットを活用した顧客獲得のノウハウを、具体例を交えながら、アフターコロナの販路開拓に向けたマーケティング手法を発信した。
かがわアライアンスは、顧客向けに販売会（マルシェ）、講演会等行なっており、今年で９回目を向かえる。
これまでも他団体等との共催はあったが、独立行政法人 中小企業基盤整備機構（四国本部）との共催は初めて。円安、ウィズコロナである意味追い風とも言えるタイミングで今回、講演を行うことで、海外進出する企業に向けた支援にも取り組んだ。
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