4月25日号
㈱WELLNEST HOME(愛知県 芝山さゆり社長)はこの度、〝高性能住宅〟〝お求めやすさ〟を追求した「つなぐ家」を披露した。
同社は、創業者である早田宏徳代表取締役が「日本で世界最高水準の家をつくりたい」という想いのもと、2012年に石川組㈱(観音寺市 石川義和社長)と、㈱低燃費住宅を設立。17年に㈱WELLNEST HOMEへと社名変更した。同年には、旭化成ホームズと資本提携契約を締結している。
健康で快適、長持ちする世界基準の高気密高断熱の高性能な良い家づくりを提案するハウスメーカーとして、環境への配慮を徹底重視した家づくりに挑戦し続け、一軒家でもエアコン1台で年中過ごせるエコ設計を実現した。
現在は、独自のハウスブランドを複数展開。「試住(お試し居住)」のできるサービスを提供し、年間約150棟を販売する。
「つなぐ家」は、昨今のウッドショックやインフレ、エネルギー価格の高騰など、顧客の悩みを解消するために企画された高性能住宅。
協力会社の集まりであるWELLNEST ENGINEERINGによって提供されることにより、高性能でありながら価格を最大限に抑えることを実現した。
主な特徴として、大空間になりやすいリビングを二階に、各部屋を一階にすることで、一階の増柱増壁により耐震性を大幅に向上している。
経産省の推奨するZEH基準相当である「G1」グレードを大幅に超える住宅水準「G3」グレード(一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)を備える。
温度と湿度の調整がしやすいため、結露やカビの発生を抑えられ身体への負担が少なくなり、また部屋ごとの温度差がほぼないため、「ヒートショック」による不慮の事故リスクを軽減。
さらに、ダクトレス換気システムの採用などにより室内のエネルギーが外へ逃げにくいため、冷暖房を使う頻度が減り、光熱費の大幅な節約にもつながる。
隙間面積を示すC値は0.3㎠/㎡以下と、国内ハウスメーカートップクラスの超高気密、壁は独自技術を生かしたダブル断熱で、断熱材だけで一般的な住宅の2倍相当の厚みがある。トリプルガラス+樹脂サッシで窓の断熱も高性能、かつ遮音性も優れる。耐震等級3設計を標準仕様とし、快適で安全な暮らしを約束する。
石川義和代表取締役は「中四国エリアは気候が穏やかだと思われがちであるが、季節によって気温の変化も激しく、湿度も上がっていることから、生活環境は厳しくなっている。
高性能住宅を通じて健康面・エネルギー代に一助することで、お客様の明るい未来の創出に貢献していきたい」と、意欲を見せた。
「つなぐ家」は今年度中に中四国エリアにて新たに10棟の完成を目指す。
高松オフィスは高松市円座町979-1。 https://wellnesthome.jp/