9月5日号
昨年12月に竣工した、㈱フソウリブテック(高松市郷東町2-6 辻井憲治社長)の新本社事務所。
先ごろ発表された、第36回日経ニューオフィス賞で「四国ニューオフィス推進賞〈四国経済産業局長賞〉」を受賞した。
同賞は1988年より、日経新聞と(一社)ニューオフィス推進協会が開催。ニューオフィスづくりの普及・促進を図るため、創意と工夫を凝らしたオフィスを表彰している。
フソウリブテックは企業フィロソフィーである「よろこびの連鎖で、毎日を明るく。」実践のため、社員がワクワクしながら働けるようフリーアドレス、デジタル化、コミュニケーション、快適性を考えたオフィスづくりを計画。設計からコーディネート、施工まで自社で手掛けた。
2階建てで、延床面積は約985㎡(既存建物部分含む)。同社の取り扱う建材、空間デザインを各所に採用しショールーム的な要素も持たせている。
受賞を受け辻井社長は「社員の命が守れる社屋をつくりたいという想いを抱いたのが9年前。この間、新型コロナウイルス感染症の流行や働き方改革の推進、デジタル化の加速、SDGs推進と社会は大きく変化した。新社屋は、そのような変化にも対応でき、特に社員の働きやすさを重視したオフィス。創立45周年という節目の年に、このような賞
を頂き大変嬉しく思う。」とコメント。
これからオフィスづくりを考えていく企業には、参考になる点も多いはず。同社ではオフィス見学も受け付けている。