3月5日号
㈱百十四銀行(高松市)は2月19日開催の取締役会で、代表取締役の異動を決議。
4月1日付けで、綾田裕次郎代表取締役 取締役頭取が代表権のない取締役会長に退き、森 匡史取締役常務執行役員が代表取締役 取締役頭取に昇格する。
森常務は1966年11月生まれ。出身は多度津町。
慶應義塾大学商学部卒業後、1989年に入行。明石支店長、営業戦略部長、執行役員経営企画部長などを経て2022年4月常務執行役員、同6月より取締役常務執行役員を務める。
同行の頭取交代は7年ぶり。百十四グループは「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」を長期ビジョンに掲げており、若返りにより変革を進めていく。
森常務は、「綾田頭取から引き継いだ総合コンサルティンググループの進化をしっかりと進めていけるよう、百十四グループ役職員と一緒に在任期間を全力で走り抜く。応援の力をキーワードに、成長を支援、応援している当行も自然と成長していく。こういった夢のある経営を目指していく」と語った。
綾田頭取は「森さんであれば、厳しい環境下であっても、変化に立ち向かい百十四銀行の社会価値・経済価値をともに高めていただけると確信している。最適の方にたすきを渡すことができた」と話した。