9月5日号
香川県はこの度、事業者3者(4商品)を対象に「新商品生産等による新事業分野開拓者」の認定をおこなった。
同事業は、2005年度より新たな事業分野の開拓を図る事業者を県が認定し、認定事業者が生産する新商品又は提供する新役務について、県が随意契約できるようにすることで、事業者の販路開拓を支援することを目的としている。
今年度の認定事業者及び新商品の概要は次の通り。
▽大成段ボール㈱(東かがわ市 安藝眞二社長)「段ボール製テイクアウト容器:100%リサイクル可能な環境に優しい素材の段ボール製テイクアウト容器」
▽㈱パブリック(観音寺市 川崎佳日出社長)「リ・グリーン:食品会社等から発生する食品残渣・食品汚泥、公共工事から発生する剪定技等を混合させ、熟成発酵したミネラル分豊富な完熟肥料」
▽㈱ダイコープロダクト(さぬき市 川北康伸社長)「突き刺し防止グローブ:突き刺し防止性能や耐切創、難燃性、グリップ力と作業性も確保した多機能性グローブ」「ドキュメントフォルダー:独自開発のスライドパーツを内蔵し、段違いで等間隔に書類を保存が可能なドキュメントフォルダー」
認定式が開かれた県庁 商工労働部長室では、寺嶋賢治部長より各社代表等に向けて認定証が手渡された。
寺嶋部長は「本認定を契機に、更なる商品開発・地域経済の活性化に結びつけていただきたい」と期待を寄せた。
認定期間は3か年度(令和9年3月31日)まで。