3月5日号
香川県とJALがタッグを組んで、香川観光を発信する。
JALは昨年5月より、日本各地の地域(自治体等)とタイアップして日本の素晴らしさを発信する地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」を展開。3月に「香川県」が登場した。JALの機内誌「SKYWARD」3月号での香川県特集、マイレージ会員誌「AGORA」3月号での香川特集、国内線ファーストクラスでの香川の機内食の提供、国内線機内ビデオ「JALスカイスクエア」にて、うどん県オリジナルPRビデオの放映となっている。
実際の機内誌を見ると表紙は讃岐手まり、誌面内でも伝統工芸品や「平家浪漫を訪ねて香川へ」と題した特集ページを大きく割いている。
機内食は香川を代表する老舗の料亭である「二蝶」が担当(監修)する。春の香川を感じる食材をふんだんに使った地元香川ではおなじみの料理ばかり。ちなみにメニューは、3月上旬はミルク豆腐、葉牛蒡のきんぴら、讃岐牛アスパラ巻き胡麻ダレ焼き、蒟蒻土佐煮、竹の子、蕗、プチトマト、俵ご飯(ふっくりんこ/日本国産米)、味噌汁。3月中旬はうるい、こごみ、独活(うど)、梅おろし和え、土筆、分葱、飯蛸、ぬた和え、鰆蕗味噌焼き、厚焼き玉子、竹の子木の芽味噌、菜の花辛子和え、一寸豆、茗荷酢漬け、俵ご飯(ふっくりんこ/日本国産米)、味噌汁。3月下旬にはうすい豆腐、まん葉のけんちゃん、出汁巻き玉子、海老、飯蛸。鯛の子、スナックえんどう、俵ご飯(ふっくりんこ/日本国産米)、味噌汁。羽田=伊丹・福岡・千歳の幹線三路線を飛ぶファーストクラスで17時以降の夕方発の便での提供(一ヶ月約六千食)となる。
2月24日16時より、香川県庁内にて浜田知事と2月に新社長に就任したばかりの植木義晴社長が二人並んでの記者会見を行い、今回のプロジェクトをPRした。
会見では浜田知事が「香川県とJALでは、昨年一ヶ月間にわたり国際線のビジネスクラスにおいて、香川県をテーマとして『瀬戸内御膳』を提供した経緯がある。その際には羽田空港のラウンジを利用して、県産品のPRを行って、利用客に好評をいただいた。今回のプロジェクトでは、食に加えて、観光や伝統工芸といったものを深く掘り下げて、機内誌やビデオ放映を通じて、広く発信をしていきたい」と期待を述べた。JALの植木社長は「私は2年前まで実際にキャプテンとして空を飛んでおり、瀬戸内や香川県は空からは何千回と見てきた場所。今回、初めて高松空港に来て、至る所、うどん県のすごさに驚いた。3月は日本、世界の機内で香川県一色になるように努めていきたい。」と抱負を述べた。
一方、機内食を監修することとなった二蝶の山本社長は「この仕事を受けてから責任の重さを痛感している。機内は地上とは様々に環境が異なり、食材選びから調理法まで困難の連続だったが、満足のいくメニューが出来たのでは」と語っている。
目次
- トップに聞く
四国アイランドリーグplus CEO (株)IBLJ代表取締役社長 鍵山 誠 氏 - JALグループが地域コラボ「JAPAN PROJECT」で香川を紹介
- 大阪進出1号店を北新地へ出店 さぬき麺業(株)
- 廃碍子を使った舗装用ブロックが県の環境配慮製品に認定 東洋工業(株)
- 東四国スバルが旗艦店の木太店を新築移転
- 協力業者会「日進堂絆(きずな)会」発足 (株)日進堂
- 印刷総合管理システムの新商品を投入 (株)トスバックシステムズ
- 松本石材店ほか七石材業者が高松市三谷町に大型霊園を開発
- 地域振興コンサル・施設運営の(株)JR四国アーキテクツが清算へ
- ジェトロの海外販路拡大セミナーで(株)マルモ印刷奥田社長が講演
- 子育て世代のハウスメーカーがコラボモデルハウスを披露 (株)レオックス
- 地域の一次産品の販促支援業務を展開 (株)マーケットプランニング
- 徳島ラーメンの超人気店「ふく利」が香川でFC加盟店を募集
- セルフうどん「ことひら製麺逆打ち零番」が好調 こんぴらや販売(株)
- 「たかまつ食と農フェスタ」と「フラワーフェスティバルかがわ」が盛況裡に終了
- 新登場の日替わりランチが人気 Cafe’アンジュ太田店
- 今輝く女性く
ラウンジ花小路 ママ 香川佳美さん - PhotoTopics
非営利株式会社ビッグ・エスインターナショナル大坂代表の受章祝賀会ー
JALの「JAPAN PROJECT」香川編 - グルメレポートく
BAR MARエスパーニャ