1月5日号
今年5月、創立50周年を迎える穴吹興産㈱(高松市 穴吹忠嗣社長)が、メモリアル記念で企画した『あなぶきスタイルコンペ2013』。
コンペの開催を通じて共同住宅の「新たなアイデア」を一般から広く募集し、新たな住まいづくりにつなげていこうという発想がベースだ。
募集テーマは「マンションスタイルを前提とした、これまでの住宅では得られなかった新たに価値の提案=イノベーション」。
選考内容は間取りや設備、デザインなどハード面での提案、住む人に価値あるサービスやシステム、コミュニティ形成、マンションの活用方法などソフト面のアイデアを募集した。
昨年4月~8月で作品応募を受け付け、9月12日の予選会には計270点が出展された。そして本審査進出作品10点と、佳作11点を選出していた。
12月12日、アルファあなぶきホールに本選通過者10名が集い、住宅模型やパワーポイントを使用したプレゼンテーションを披露、審査と各賞の表彰式が行われた。
審査員は若手建築家 谷尻 誠氏、インテリアデザイナー 片山正通氏、CasaBRUTUS副編集長 白井良邦氏に、同社穴吹社長を加えた4名。
現マンションのウィークポイントを補う提案がなされ、審査員はじめ同社関係者は真剣な眼差しで発表者の言葉に耳を傾けていた。
最優秀賞(賞金100万円)に輝いたのは、富山県出身で、前橋工科大学大学院生の村崎友里恵さんが出展した「ふたつ扉の家」。
谷尻委員長は、「審査をする過程で村崎さんの作品の評価はダントツだった。昔からある形式と未来の形式が普遍的に残るアイデアが組み込まれ、これが4名の審査員の思いを捉えた」と高い評価。
村崎さんは、「これを糧に、もっと頑張りたい」と喜びの声をあげていた。
優秀賞ハード部門(1点 賞金50万円)は、林・土屋・佐々木3氏による「女子の楽園」、優秀賞ソフト部門(1点 賞金50万円)は、中川・清水2氏による「学校に住むということ」がそれぞれ選ばれた。
特別賞(4点 賞金10万円)は、差尾氏の「GARDEN AND HOUSE蝟庭の群像蝟」、細川・上田2氏の「場所のとびら」、西川氏の「kioskt×apartment」、鈴木・戸谷2氏の「Skeleton Infra蝟生活の舞台の再構築蝟」の4点に送られた。
コンペ主催者の穴吹社長は総評として「会社は売ることだけではダメで、未来のニーズを掴まなければならないし発想・斬新性も大事。このスタイルコンペは良い機会だし、これからも続けていきたい」と語った。
審査結果の詳細は、1月中旬以降に同社サイトで公表する。
目次
- 新春特別インタビュー
㈱喜代美山荘 花樹海 代表取締役 高松ホテル旅館料理協同組合 代表理事 三矢昌洋氏 - 新春特別企画「新旧理事長対談」
(社)高松青年会議所 2014年度理事長 川畑憲太郎氏
直前理事長 辻 佳宏氏 - 穴吹興産が設立50周年を記念し「あなぶきスタイルコンペ」を実施
- 坂出太陽光発電所が運用開始 四国ガスグループ
- 香川県中小企業家同友会が青年部を設立
- レポートマンがジェットスター高松-成田線に搭乗
- 第3回高松国際ピアノコンクールが出場者発表
- イオンモール綾川に好アクセス「ことでん綾川駅」が開業
- 整理収納アドバイザー1級取得講師が片付けアドバイス ㈲すず開発
- 高瀬茶をミックスした讃岐茶うどんを販売開始 石丸製麺㈱
- 通信販売「旬の野菜おまかせセット」が好評 ㈱セトウチ
- 安全な人工光型野菜工場が県内初稼働 野菜畑まぁーくん
- ビジネスプランコンテストを初開催 香川大学大学院地域マネジメント研究科
- ひとり親家庭就労・自立支援セミナーを開催 (協)かがわ人財支援センター
- 地元ロケ映画が育んだ香川観光の原点「二十四の瞳」
- 特別レポートbr />流通業界「セブン&アイHDが天満屋ストアへ資本参加」
- チャレンジする香川のTOP
(一社)香川経済同友会 代表幹事 前田宗一氏
㈱カマタマーレ讃岐 代表取締役社長 熊野 實氏 - 今輝く女性
司会業 森たか美さん - 午年の経営者
㈱エヌビーエム 代表取締役 多田雅彦氏
三電計装㈱ 代表取締役 和田成登氏
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寿し割烹 とき