12月15日号
LCC(格安航空会社)、ジェットスター・ジャパンの高松蝟成田線が12月10日就航した。
成田線の就航は、香川と首都圏を結ぶ新たな路線として交流人口の増大に期待が寄せられる。また成田空港を経由するインバウンド(訪日外国人)誘致・アウトバウンド(県民の海外旅行)促進に、貢献するのは間違いない。
10日にはジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長が出席し、浜田恵造知事、水本勝規県議会議長、大西秀人高松市長ら来賓を迎え、就航記念式典を実施。香川の新しい空路開設を祝った。
挨拶に立った鈴木社長は、
「高松空港初の国内線LCCとなるジェットスター就航で、お客様に新たな選択肢を提案できることを嬉しく思う。また香川県と首都圏および海外との距離が、さらに縮まるものと確信している。交流人口の増大により、香川県の発展に貢献できるよう邁進していきたい」と抱負を述べた。
浜田知事は、「成田線開通で、首都圏および海外に向けた新たな選択肢が生まれた。4000円台からの運賃は、新たな顧客層を開拓してくれるものと期待している」と語った。
成田線は毎日運航で1日2往復、使用機材は180席のA320。運賃は4590円~2万6990円。
運行スケジュールは次のとおり。
・12月10日~14年1月14日
高松発9時35分蝟成田着11時、高松発18時蝟成田着19時25分。成田発7時25分蝟高松着9時、成田発15時50分蝟高松着17時30分。
・14年1月15日~3月29日は、午前出発便が高松発9時、成田発6時55分となる。
※いずれの期間も、月曜・火曜は午後出発便が高松発18時10分に、成田発16時に変更される。
これにより高松空港の発着便は、国内線が羽田・成田・那覇の三路線、海外線が台北・上海・ソウルの三路線となった。14年5月末には中国のLCCである春秋航空が高松蝟成田線を就航させる計画だ。
中讃結ぶリムジンバスが運行開始
琴参バス㈱(丸亀市 佐藤邦明社長)は12月10日より、高松空港と丸亀・坂出を結ぶ空港リムジンバス二路線の運行を開始した。
JR丸亀駅蝟空港線(70分 片道1000円)が1日3往復。経由地は宇多津駅南口(同900円)、坂出駅(同800円)。
JR坂出駅蝟空港線(50分 片道600円)は1日7往復。経由地はことでん綾川駅(同500円)。
JR線を利用した中西讃エリアからのアクセス。
10日の出発式で挨拶に立った佐藤社長は、「高松空港の航路充実は目覚ましく、ジェットスター成田線の開設に合わせてリムジンバスの運行を開始した。県民や旅行者の利便性向上に、精一杯努めていきたい」と語った。
空港直行バスはこれまで、JR高松駅線、JR琴平駅線、ジャンボフェリー線の三路線があるのみだった。高松空港開港当時は中讃・東讃の二路線があったものの、高松空港の航路縮小による利用者減少などを理由に廃止されていた。近年、香川県は空路拡大に積極的に取り組んでおり、上海線・台北線の海外線に次いで、ジェットスター成田線が就航した。
来年5月の春秋航空による成田線開通も予定されていることから、新リムジンバスは潜在需要を掘り起こしていくものと思われる。
http://www.jetstar.com/
目次
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