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9月5日号

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市林町 香川頭脳化センタービル 中山 貢理事長)では、募集を行っていた平成23年度かがわ農商工連携ファンド事業について、10件あった申請から審査委員会の審査を経て8件を支援対象事業として採択した。
 8月19日に香川頭脳化センタービルにて、この8事業者に対して認定書を授与した。かがわ農商工連携ファンドとは、県内中小企業と農林漁業者が連携して行う新商品・新サービスの開発等を支援し、地域経済の活性化につなげるため、28億円の基金を造成。その運用益を財源として実施している。
 支援の条件は助成対象者が中小企業者と農林水産業の連携体で、助成対象事業は「新商品や新サービスの開発並びに販路開拓事業」。助成率および助成額は助成対象経費の三分の二以内であって、50万円から500万円以下となっている。


 本年度の支援対象となった認定事業は以下の通り。事業名、企業名は最初が中小企業者、最後が農林漁業者。数字は採択額。
▽小豆島オリーブ生そうめんの開発(㈱中武商店、安田オリーブ研究会)4132千円
▽高校生の開発した金時ニンジンとミカン飲料の商品化(讃岐缶詰㈱、香川県農協観音寺ニンジン部会)1587千円
▽小豆島沖獲れ鮮魚を使った惣菜の開発と販路開拓(㈱山一商店、山口水産)1993千円
▽香川県産鴨肉「綾鴨」ブランド化と綾鴨を使った新商品「骨付き鴨」「鴨弁当」の商品開発、販路開拓(㈲スエヒロ銀波亭、香川県合鴨水稲会)2405千円
▽さぬき市のおもたせぶどうの森のスイーツ開発(アイナ・ふろーりぁん、多田康二)2130千円
▽情報通信技術を活用した圃場別農作物栽培管理および原価管理システムの開発と普及(㈱ビットコミュニケーションズ、㈲石川農園)2359千円
▽伊吹いりこや地魚等を使った新商品「うららのせんべい」商品開発と販路開拓(㈲満久屋、伊吹漁業協同組合)1139千円
▽香川県産ひのき材を活かした新商品「F+Fカスタマイズ家具」の開発および販路開拓事業(㈲ホットワークスタジオ、香川県森林組合連合会)5000千円
 授与式で挨拶に立った中山理事長は、「これから最大二年間連携ファンド事業に取組みをされることになる。連携体としてお互いを尊重され、これまで以上に強固なパートナーシップに裏付けされた商品開発力と、営業力の強化を図っていただき、将来につながる確かな成果を生み出して欲しい。」との期待感を示した。
 フォンドの拠出は(独)中小企業基盤整備機構、香川県、㈱百十四銀行、㈱香川銀行、香川県信用農業協同組合連合会、高松信用金庫、観音寺信用金庫、香川県漁業協同組合連合会、香川県信用組合、香川県信用漁業協同組合連合会。


目次

  • TOPに聞く
    ミサワホーム四国(株) 代表取締役社長 嶋津 哲氏
  • 平成23年度かがわ農商工連携ファンドで8件を採択 かがわ産業支援財団
  • 居抜き店舗情報の全国ネットに加盟 エヌケー建設(株)
  • 讃岐でんぷくの応援企画を展開へ キリンビール(株)香川支社
  • 時代・ニーズに即した経営で高い信頼感 (株)坂井工務店
  • リサイクルを通じ地域スポーツを支援 (有)協同回収
  • 2011年度四国の民間設備投資計画は4年ぶりの増加 日本政策投資銀行四国支店
  • 香川県、香川労働局等の主催による「かがわーくフェア」が開催
  • ワタミグループの弁当・宅配業者が県内初進出 ワタミタクショク(株)
  • 次代を担う子ども達が主役の映画祭が誕生
  • 善通寺のKTチューンが2号店を鳥坂峠にオープン
  • 香川県とヨンデンプラザのコラボ料理教室が盛況
  • 地域情報誌ハローせとうちを創刊 (株)求人タイムス社
  • 秋の味覚満載のグルメラリーがスタート リーガホテルゼスト高松
  • サービス等価交換システム「Toka!!」を香川初開催 讃岐Toka!!会
  • NPO法人「繁盛店への道」が飲食店向けセミナーを開催
  • 県農業試験場南エリア活用を谷口建設興業(株)谷口邦彦社長に聞く
  • 特別レポート
    三井アウトレットパーク倉敷11月11日オープンへ
  • ただいま着任
    (株)NTTドコモ四国支社 執行役員支社長 須藤章二氏
  • グルメレポート
    ビストロ・エスポワール
  • PhotoTopics
    瀬戸内国際こども映画祭
    香川中小企業応援ファンド
    香川農商工連携ファンド
    MUSIC BLUEワールドダンスフェスティバル

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