6月25日号
6月9日、新規事業に進出する香川県内の地元企業を応援する「香川ニュービジネス協議会」が設立された。
同組織は、1985年に全国レベルで組織される「社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)」の下部組織として設立。四国では、徳島に次いで2番目。あわせて6月11日に、徳島の同組織と連携し、四国ニュービジネス協会もたちあげている。
組織の設立により、14団体・会員総数約三五〇〇社を擁する「全国ニュービジネス協議会連合会」の組織力、人的ネットワークを活かすことができる。香川にいながら、全国・国際レベルのニュービジネス情報を掴み取れる情報ネットワーが提供されることは、起業家にとって、明るい一つの活路を見いだせそうだ。
これにより、独創的なビジネスアイデアや技術を触発し、地域の潜在力を掘り起こしができる下地環境ができ、新しい市場を切り開いていく実践力、実現力を一気に高めてくれるものと思われる。
また、協議会では、産・学・官・民のネットワークを構築。気概と情熱をもったベンチャー企業や第二創業を目指す企業が、業種、業態を超えて集結し、さまざまな連携及び交流を通して会員相互のビジネスチャンス拡大とニュービジネスの振興を図り、地域経済・社会の発展に先進的な役割を果たすことを目的としている。
会長には、小野㈱代表取締役の小野兼資氏、副会長には㈱エヌ・ディー・シィージャパン代表取締役 石井浩一氏、㈱IBLJ代表取締役の鍵山誠氏、香川證券㈱代表取締役専務の中條博之氏、㈱サンクスアンドアソシエイツ東四国代表取締役専務の真鍋康正氏の4人が就任。この他、専務理事には、ヴァーナル・せとうち㈱の代表取締役の小出克元氏、顧問にはGMOグローバルサイン㈱代表取締役の中條一郎氏がそれぞれ就き、ニュービジネス協議会設立から係わりの深い経済産業省及び、四国経済産業局とも連携しながら事業運営の予定している。事務局は竹内健児氏(㈱ネクサス)。
メンバーは、スタート現在約二五社で、本年度中に約50名まで増やす計画だ。例会は3ヶ月に1回程度で検討しており、香川ニュービジネス協議会の第一回の例会事業としては10月の予定。当面は全国3500社の会員の中より、上場企業の代表を招いてセミナーを開催したり、懇談の機会を設ける。
なお、大手企業だけでなく、これから起業したいという意欲あるメンバーや、仕事のノウハウは十分持っているが、ビジネス化はできかった個人事業主等にも幅広く参画してもらいたいとの考えで、年会費は3万円を予定している。
組織の発足を機に、新しい領域に挑戦するベンチャー企業や、先人を切り開く、香川を元気にしてくれる起業家の創出に期待したい。
▼事務局
香川ニュービジネス協議会 高松市番町三丁目2-1 池田番町ビル6階
TEL.087-813-0730
目次
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公益社団法人かがわ産業支援財団 理事長 中山 貢氏 - かがわニュービジネス協議会が発足、元気企業・経営者の輩出に期待
- 中小企業の金融ニーズに対応する相談専用窓口開設 百十四銀行
- 希少糖を含むレアシュガースウィートを発売 (株)レアスウィート
- 高松市総合都市交通計画推進協議会が10月から「ちょいのりバス」運行
- 企業の省エネ化をサポートする日本テクノ(株)が高松営業所開設
- 新モデルハウス「日々木ゼロプラス」をオープン センコー産業(株)
- ASPAC(アジア太平洋盆栽水石大会)5ヶ月後に迫る
- モデルハウス完成で新築住宅に参入 東海工業(株)
- 高松市丸亀町にペットパラダイスがオープン
- サントリー、県、JA香川県が飲食店向けセミナー開催
- 小豆島オリーブの美肌石ケン「瀬戸の輝石」発売 瀬戸・アイランド(株)
- サンポート高松北側街区の利用について第4回検討委員会を開催
- 簡易地盤支持力試験機が土木建築業界から高い評価 ランデックス工業(株)
- 地デジ移行まであと1ヶ月、最終確認を呼びかけるデジサポ香川
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