11月5日号
6月に閉店した天満屋ハピータウンレインボーロード店(高松市伏石町)跡が、㈱ヤマダ電機による「テックランドNew高松レインボーロード店」として11月1日再開した。
ヤマダ電機のオープンに先立つ10月25日には、主力テナントの一つである24時間食品スーパー「ハローズ高松レインボー店(本部=岡山県)」がオープン。9時の開店前には、雨天にも関わらず買い物客が列をなし、好調な滑り出しを見せていた。
25日の開店式典には、ヤマダ電機十河英俊店長、ハローズの佐藤利行社長および高橋雅樹店長、施設を所有する㈲センターコア高松の北川義浪社長、関係者らが出席して新店舗の開業を祝福した。
二階建ての店舗跡のうち、一階のほぼ半分、二階の三分の二にヤマダ電機(店舗面積約1500坪)が入店。一階の半分に24時間スーパーのハローズ(同640坪)が、二階の三分の一に百円ショップのダイソーがテナント出店している。
主力テナントに加え、カフェチェーンの「スターバックスコーヒー」、ニコニコミシン及びさかえドライが一階に入店している。
営業時間はヤマダ電機およびその他のテナントが9時~22時、ハローズは24時間となっている。
ヤマダ電機とハローズの連合軍の破壊力は!?
ハピータウン閉店から四ヶ月での施設再開を周辺住民は歓迎するとともに、レインボーロード周辺の商業施設は集客力低下に歯止めがかかったことで安堵しているようだ。
新店の登場によりエリアの集客力は歯止めどころか、格段に増すことが考えられる。
ヤマダ電機は一本通りを挟んだ南側に旧レインボーロード店(10月14日に閉店)があるが、十五年以上も前に開店した店舗だけにその後、県内各地に出店した大型家電店と比べると見劣りする規模となっていた。
新店は同社の県内最大店である高松春日店に匹敵する規模で、高松鶴市店と合わせた3店の合計店舗面積で県都でのシェアを大きく高めそうだ。そして週末来店型の大型家電店の平日集客を補完する、ハローズの存在は大きい。
ハローズはレインボー店を含め県内に十店、高松市内に五店を展開。新店は高松既存四店のほぼ中央に投入されたもので、同社のドミナント化がグッと進んだ。
レインボーロード店周辺には、マルヨシセンター、コープ、新鮮市場きむら、マルナカなどの競合店がひしめくものの、24時間営業の差別化でエリアの支持を獲得していきそうだ。レインボーロードを中心とする高松南部副都心は、新旧の住宅街や多くの分譲マンションを擁する人口密集地だけに、底堅い集客力を発揮することだろう。
ヤマダ電機とハローズの連合軍で俄然注目を浴びる高松レインボーロード界隈。近年はイオンやゆめタウンの大型ショッピングセンターの多数出現で、やや存在感を薄めていたが、新たな核施設の誕生により復権を果たすことになろう。
テックランドNew高松レインボーロード店の所在地は高松市伏石町2084-5。
目次
- トップインタビュー
(株)瀬戸製作所 代表取締役 藤田 晃氏 - ミニインタビュー
四国学院大学 学長 末吉高明氏 - レインボーロードにヤマダ電機とハローズ連合軍が開業
- 3次元で重心を測定するトラックスケール開発 鎌長製衡(株)
- かがわのおみやげ発掘商談会を開催 かがわ産業支援財団
- 日本弁理士会四国支部と四国4県中小企業診断士協会が協定
- タカガワグループが坂出CCの経営権取得
- ビジネスモデル・チャレンジコンペで『かがわを元気にする』アイデア募集
- 四国経産局が四国コワーキングフォーラム開催へ
- 新住宅MATTEBLACKの展示場完成 (株)ダイエイハウス
- 県知事と高松市長が11回目のトップ会談
- 「郷の家」モデルハウスを新設 東海工業(株)
- 手もみ一番・癒々院のCURE・Zが愛媛進出
- あなぶきホテルズの3ホテルがおせち料理を企画
- 50周年を機に広島市二葉の里に新本社建設 (株)イズミ
- 中津万象園の観潮楼が現存する最古の煎茶室と判明
- 恒例イベント「さぬきうどんタイムカプセル」開催 吉原食糧(株)
- 南北に棲み分け二大百貨店時代を築いた高松天満屋
- 賃貸住宅オーナー向けセミナーを開催 日本賃貸住宅管理協会香川県支部
- PhotoTopics
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金沢市と文化・観光協定
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