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9月5号

 ジェットスター・ジャパン㈱(成田市 鈴木みゆき社長)は、成田=高松線を12月から開設すると発表した。エアバスA320型機(180人乗り)で12月10日より、一日2往復を運航する。香川県庁で行われた記者会見には浜田知事と鈴木社長が出席。うどん県とジェットスターの幟がはためく華やかな雰囲気の会見となった。
 さっそく航空チケットの予約が会見当日17時よりスタート。19時より2時間は就航記念キャンペーンとして、片道四五九円の記念価格を打ち出し話題性をアピールした。
 鈴木社長は、「まず浜田県知事に感謝申し上げたい。香川県とは以前から深い縁があった。当社と香川県は相互に協力し、我々のLCCの特性を活かして、交流需要の創出、新規の旅行機会の提供に努力してきた。」とした上で、「高松は記念すべき10番目の国内就航地となる。ジェットスターは最大の国内LCCで、成田空港の国内線においても最大の航空会社。すでに搭乗者数も二百万人を最速で達成しています。高松のような魅力的な国内観光地の追加で、首都圏の方々にとり香川県がうどん同様に身近に感じられ、訪れてもらえる場所となるよう期待をしています。また香川県の方々にも気軽に首都圏への旅行や、成田空港経由の海外旅行にお越しいただけることになるよう、強く期待をしています。」と挨拶。


 続いて浜田知事が、「高松空港のポテンシャルを高く評価いただき、厚く御礼を申しあげる。成田線は、三年前から高松空港と世界をつなぐ観点から、開設を目指して様々な航空会社と接触を続けてきた。ジェットスター・ジャパン社とは日本法人の設立以前から情報交換をさせていただき本日に至った。成田空港の充実した国際線ネットワークを通じて、高松空港が全世界につながる。関東地方約四千二百万人への新たなアクセス路線が生まれる。LCCという特性が生かされ、観光や帰省に大いに利用いただきたい。」と挨拶した。
 その後、ジェットスター社と香川県による相互協力に関する協定を締結し、地域活性化、地域経済の発展に寄与するため、観光情報の発信及び誘客、高松空港を利用する旅行商品の造成を相互協力して事業推進する旨の調印を行った。
 ジェットスター・ジャパンは今春、松山空港に就航、四国では高松空港は2空港目の乗入れとなる。同社は成田空港を拠点に初めての国内線LCCとして、2012年7月から東京、大阪、札幌、福岡、沖縄線を就航。その後も名古屋、大分、鹿児島、松山と地方都市にも積極的に就航。現在は13機で最大70便を運航、今後は24機まで拡充する方針を持つ。
 8月12日には就航58週目で搭乗者数二百万人を達成。定時運行率も直近の7月には93%となっている。
 ジェットスター社の最低価格保証は、他の航空会社のインターネット公示運賃と比較し、同社にて販売中の最低運賃より安い場合は電話をすると、他社運賃よりも一割下回る金額と、同社の最低運賃との差額相当のバウチャーを提供するというもの。


目次

  • トップインタビュー
    香川大学経済学部 准教授 西成典久氏
  • 高松空港に格安航空のジェットスターが12月就航
  • 大阪4店目のセルフうどん店を開業 さぬき麺業(株)
  • 観音寺信用金庫が西讃の景気動向調査を発表
  • 家事代行「カジ楽」のサービス開始 (株)高松アセットビルディング
  • 本とカフェの新業態店TSUTAYA西宝店が開店
  • 元十両の五剣山博之さんが化粧まわしを奉納 田村神社
  • 四国の上半期貿易概況を発表 神戸税関坂出税関支署
  • 風をテーマに1年を通してイベントを企画 かめびし屋
  • 多度津ライオンズクラブが創立五十周年イベント
  • 四国まるごとドライブパスを発売 NEXCO西日本
  • 「さぬきひとまち百景」で地域の街おこし さぬきマーチング委員会
  • お盆期間中の県関連の交通状況は
  • 高齢者と地域を結ぶNPOおたすけネットワーククラブが発足
  • セブン銀行の香川参入でコンビニATMが注目される
  • 特別レポート どうなる大規模太陽光発電事業!!
  • ただいま着任
    (株)中国銀行 取締役四国地区本部長 長坂幸治氏
  • チャレンジする香川のTOP
    赤帽香川県軽自動車運送協同組合 理事長 福岡秀之氏
  • PhotoTopics
    ビッグ・エスインターナショナル
    大坂代表が外務大臣表彰を受賞
  • グルメレポート
    肉料理ひらい

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