6月15日号
(一社)香川経済同友会は6月1日、JRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)を会場に通常総会を開き、役員改選で矢野年紀氏(四国興業㈱社長)を代表幹事に迎えた。今後は竹内麗子代表幹事(㈲ライブハウジング専務)とともに力を合わせ、同会を盛り立てていく。
矢野氏は、高松市出身の65歳。昭和49年3月に高知大学文理学部を卒業後、百十四銀行に入行し、これまで宇多津支店長、高松支店長、審査部長、取締役専務執行役員などを歴任。平成27年6月、四国興業の社長として就任した。同会には同年7月に入会している。
この日、会場には会員ら約140人が出席。はじめに竹内代表幹事が、「人口減少が進むなか、社会や経済の活力を維持するには女性の力を生かすことが不可欠。しかし日本の職場は今も女性にとって働きやすい環境とは言えない。大事なのは実効性。女性の力を生かす環境整備には複数の分野にまたがる総合的な取り組みが求められている。同会は産学官の他団体とも連携協働しながら様々な分野における意志決定の場に女性の比率を高め、女性の視点を入れた鋭い提言と多様な活動を行っていく」と、あいさつした。