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11月15日号

 香川県内の中小企業組合等で構成される「香川県中小企業団体中央会」(国東照正会長)は10月27日夕、高松市木太町の高松国際ホテルを会場に、創立60周年を記念した式典を開いた。
 同会は昭和31年2月に設立。現在の会員数は355団体(構成中小企業約3万社)に上る。
 この日、会場には会員ら約200人が出席。国歌斉唱で幕を開けた後、はじめに国東会長が、「県経済のさらなる発展のために役職員一同、心新たに努力していく」とあいさつした。
 その後、5つの各賞における優良組合や組合功労者らを称える表彰式があり、全13組合・団体および67個人を表彰した。
 また夜には祝賀会も開催。国東会長をはじめとした関係者らによる鏡開きが行われ、60周年という節目を盛大に祝った。
 このたび表彰された中小企業組合、代表者名などは次のとおり。


11月5日号

 商工中金高松支店(植田恭弘支店長)の新店舗が11月7日にリニューアルオープンする予定だ。中央通り沿いにある香川三友ビル1階(高松市鍛冶屋町)の仮店舗から、元の場所(瓦町)に戻る形となる。
 従来は3階建てだったのを、今回は2階建てに。1階と2階の2フロアに分けていた融資の営業課と窓口サービス課をワンフロア化。1階ですべて完結できるよう来店客の利便性向上に重きを置いた。
 新店舗の所在地は、高松市瓦町1-3-8。志度街道沿い(ライオン通り南口)。ロイヤルパークホテル高松のすぐ西隣に位置する。
 もともと同所に店舗を構えていたが、一回目の建替えから約50年の月日が経過し、老朽化を一番の理由に一旦解体。今年一月から建設工事を進めていた。  
 新店舗の概要について、まず延べ床面積は約1100㎡。来店客用の駐車場は全10台を完備している。バリアフリー対応として、駐車場から玄関までにスロープを設置。さらに玄関からATMコーナー、店舗入り口までに点字ブロックを敷設した。ATMは車椅子の来店客に配慮し、平均よりも高さが低いマシンを使う。


10月25日号

 これまでアシアナ航空が香川と韓国をつないできた国際定期路線「高松-ソウル線」がこのたび、完全子会社の格安航空会社(LCC)・エアソウルに移管されることになり、路線をそのまま引き継ぐ形で10月7日から運航を開始した。LCC化で利用客の拡大を見込み、同月19日からは週3往復を5往復に増やし、さらに利便性を高めた。
 機体は、エアバスA321型を使用。座席数も24席増やした195人乗りに。飛行時間は約1時間40分。片道運賃の目安は1万円~3万5千円としている。
 フライトのスケジュールについては現在、木曜と土曜を除いた週5往復。高松(空港)発は月曜・水曜・金曜が午前、火曜・日曜が午後からの便。またソウル(仁川国際空港)発は、火曜・日曜が午後、月曜・水曜・金曜が午前の便で運航している。
 7日の午前10時過ぎ、ソウルから168人を乗せた初便が高松空港(高松市香南町)に到着。


10月15日号

 広島県と岡山県でスーパーマーケットを展開する㈱エブリイ(広島県福山市 岡崎浩樹社長)が10月4日、高松市に四国初の店舗「鮮Do!エブリイ高松レインボー店」をオープンした。
 これで広島26、岡山10に続く、直営37店舗目。独自のノウハウ、地域の特性に応じた地元産の商品、飲食店や専門店向けの業務用商品も豊富に取り揃えるなどして消費者を囲い込み、初年度は約20億円の売上を目指す方針としている。
 所在地は、高松市多肥上町1319。レインボーロード沿い。県立桜井高校正門前の道を挟んだ斜め向かい。人口の高い増加率、単身・二人世帯が半数以上を占めるとされる立地から、四国第一号店をこの場所に選んだ。
 店舗は平屋建て。敷地面積は約6600㎡。広々とした駐車場には179台置ける。駐輪場も完備。従業員は多めの約100人を配置し、基本すべて店内で行うとしている調理や食材加工などにスピーディに対応できるようにした。


10月5日号

 2003年、地方自治法の一部改正により、それまで地方公共団体や外郭団体に限定されていた公の施設の管理業務が、民間事業者やNPO法人も可能となった。
 管理運営に民間ノウハウを採用することで、運営の効率化を目指したものだ。
 「地域に生かされ、生きる」をグループのビジョンに掲げ、地元密着の経営を続ける あなぶきグループの1社、あなぶきエンタープライズ(高松市 冨岡徹也社長)は、2005年にサンメッセ香川の指定管理者事業へと参入。来春オープンの観音寺市民会館を含めると県内6施設の指定管理者事業運営と、三豊市詫間放課後児童クラブを受託運営する。
 同社は指定管理者事業のほか、ロイヤルパークホテル高松や高松国際ホテル、リーガホテルゼスト高松などホテル・旅館事業、アルファ津田カントリークラブなどスポーツ・健康推進事業、津田の松原および徳島・上板のサービスエリア事業を手掛ける。それら事業で培ってきた経験を生かすこと、CS経営を柱としたISO10002(ご意見対応マネジメントシステム)を導入し、継続的なサービス品質を向上することで、指定管理者事業でも着実に成果を残している。