9月15日号
高松市にある丸亀町商店街の再開発事業においてこのたび、大工町と磨屋町区域の整備計画が大筋決まった。
同商店街では、これまで他区域の再開発を進めるうえでも定住人口の増加を図ろうとホールやイベント広場、ホテル等々、商業以外で住民の生活を支える機能を導入してきた。今回はさらなる居住促進のため、医療福祉・生活便利機能の充実に重きを置く方針としている。
主導は高松丸亀町商店街振興組合(古川康造理事長)らで構成する再開発準備組合。計画によると、場所は大工町通りから磨屋町通りにかけた区域0.5ha。現在ある町営駐車場や店舗等は折りを見て一旦取り壊し、そこに新たな建物を建築する。
事業費は概ね63億円を想定。国の補助金制度などを活用しながら工事を進めていく。