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9月15日号

 高松市にある丸亀町商店街の再開発事業においてこのたび、大工町と磨屋町区域の整備計画が大筋決まった。
 同商店街では、これまで他区域の再開発を進めるうえでも定住人口の増加を図ろうとホールやイベント広場、ホテル等々、商業以外で住民の生活を支える機能を導入してきた。今回はさらなる居住促進のため、医療福祉・生活便利機能の充実に重きを置く方針としている。
 主導は高松丸亀町商店街振興組合(古川康造理事長)らで構成する再開発準備組合。計画によると、場所は大工町通りから磨屋町通りにかけた区域0.5ha。現在ある町営駐車場や店舗等は折りを見て一旦取り壊し、そこに新たな建物を建築する。
 事業費は概ね63億円を想定。国の補助金制度などを活用しながら工事を進めていく。


9月5日号

 九州地区を中心にビジネスホテル「HOTEL AZ」を展開する㈱アメイズ(大分県大分市 穴見賢一社長)は、75館目となる「HOTEL AZ香川東かがわ店」を8月30日にオープンした。
 場所は東かがわ市湊字水入1856-2。国道11号線沿いで、東かがわ市役所から至近の好立地。設計施工は大和ハウス工業㈱。
 香川には初出店となるが、同社では昨年松山市に「愛媛松山西店」をオープン。平均稼働率が70%超えるなど好調に推移していたことから四国での本格展開を決め、香川県内での出店準備を進めていた。年内には、愛媛県喜多郡内子町にも新店を計画するなど四国内の出店を加速する。
 香川東かがわ店は鉄骨造り6階建て。客室数は、同社のホテルとしては中規模の133室。シングル(92室)を中心に、ツイン(40室)、車椅子が利用できるバリアフリーの部屋も1室設けた。また郊外型店舗であることから、無料駐車場も102台分を確保している。


8月25日号

 冠婚葬祭業最大手の㈱ベルモニー(高松市勅使町196-1 武智康行社長)は、高松市西宝町の結婚式場「マリベールクラシック」を全面建て替えし、「ANOTHER STYLE」として来秋オープンすることになった。
 マリベールは冠婚事業の一号店として、平安閣高松(当時)の名称で昭和52年に誕生。内外から同社の象徴として位置づけられ、多くのカップルの晴れの舞台を演出してきたが、来年迎える40周年に合わせ、次世代型ブライダル施設として装いも新たに再スタートを切る。
 外観は水平方向が強調された、モダンで端正なたたずまいになる計画。海に近いことや峰山の中腹という恵まれたロケーションを生かし、崖に突き出したオープンデッキと石積みの壁を特徴としながら、北側はすべてガラス設計によりスタイリッシュで上質な環境一体型の施設となる予定だ。


8月5日号

 「かがわ中小企業応援ファンド」や「かがわ農商工連携ファンド」を活用して、県内の中小企業者や農林漁業者の研究開発、販路開拓を支援する(公財)かがわ産業支援財団(高松市林町 大津佳裕理事長)。
 7月27日、同事業の支援により生み出された新商品や技術を広くPRし、今後の販路開拓およびファンドの有効活用に繋がる目的で「ファンド事業新商品発表会」を開いた。今年で8回目となる発表会。会場となったサンメッセ香川では38の事業者が事例発表や、新商品を出展した。
 ファンド助成企業のほか、金融、経済団体、研究機関、大学など関係者が多数出席した。
 事例紹介では、産学官連携によるCFRP製高性能ロードバイクフレームの研究開発に取り組んだ㈲アイヴエモーション、低糖質・低カロリースイーツの開発と販路開拓の㈱ルーヴ、大野豆の復活と生産体制の構築、豆菓子等の新商品の開発と販路開拓で支援を受けた㈱筒井製菓/大野豆プロジェクトがそれぞれ成果を発表。


7月25日号

 高松空港(高松市香南町)と香港国際空港を結ぶ、香港の格安航空会社(LCC)・香港エクスプレスの定期航空路線が7月6日、就航した。
 高松空港発着の国際線は、ソウル(韓国)、上海(中国)、台北(台湾)に続く4路線目。香港との直行便は四国で初となる。
 このたび、香港線に使われる航空機は、最大180人乗りの「エアバスA320」で、火曜日、水曜日、日曜日に運航。新路線の人気は高く、予約が殺到している状況を踏まえ、9月2日からは金曜日を追加した週4便に増便することも決めている。
 この直行便を記念し、7月11日から香港エクスプレスのウェブサイトで片道運賃7080円からの特別チケットを販売中。来年3月25日までに渡航する利用者に適用される。