1月15日号
㈱フソウ(東京都中央区 上床隆明社長)は、今年70周年を迎えるにあたり、高松市に新社屋を建設することを発表した。昨年12月に着工、今年10月の完成を予定している。
新社屋の建設地は、高松市郷東町792-8。同社鋼管工場南250mの旧鋼管工場跡地。
敷地面積は約4060坪で、三階建ての社屋(延床1600坪)を整備する。高松市番町の現四国支店が移転する事務所ほか、研究室や展示スペース、体育館などを備える計画だ。
社員が多くの時間を過ごすオフィスでは、環境をハード・ソフト両面で高めるとともに、同社の全国の社員のコミュニケーション拠点としても機能する。
自然災害などの有事の際、地域住民が避難可能な「津波避難ビル」としての役割を担うことを想定している。体育館には備蓄庫が備わり、万一の時は「指定避難所」として開放される。BCP(事業継続計画)対策の体制も、整えている。