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1月15日号

 あなぶきエンタープライズ(高松市 冨岡徹也社長)のサービスエリア事業部が運営する、さぬき市の「津田の松原SA」上下線。
 香川県内のサービスエリアは、津田と豊浜しかないため、高速道路利用者のオアシスとして多くのドライバーや観光客が立ち寄る人気スポットだ。この年末年始も駐車場に長い列が続いた。
 SAは土産物購入や食事の場としても存在感を高めており、津田の松原SAでも情報発信に努めている。特に津田の場合、高速バス停留所となっているため一般道からのアクセスも可能で、より立ち寄りやすいSAでもある。
 讃岐ならではのオリジナル商品を提供することで地域活性化を目指す同社は、あなぶきグループの強みを生かし、プライベートブランドの開発も積極的に進める。
 同SA限定商品およびPB商品を対象とした人気ランキングは次の通り。


1月5日号

 全国から「ご当地うどん」「年明けうどん」の業者が、高松・サンメッセ香川に大集結し、第1回「全国年明けうどん大会2014inさぬき」が、旧ろう13、14日の二日間、大々的に開催された。
 会場内では、地元勢を含めて北海道から沖縄まで、自慢のうどんをブースに持ち込んだ店の総数は25業者に及び、朝10時から食べ比べが一斉にスタート。
 秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、長崎の五島手延うどん、山梨のほうとう、三重の伊勢うどん、愛知のきしめん等々、それぞれブースの前で呼び込みを繰り広げていた。
 人気の高かった北海道の美瑛カレーうどんは午前中に早々完売し、その後も人気のあるうどんブースは、完売の張り紙が続々と出現する有様。
 また13日初日には、「平成26年度『さぬきの夢』技能グランプリ」の表彰式が挙行された。
 栄えある農林水産大臣賞は、「さぬき麺市場林中央インター店」の丸岡光男氏に輝いた。


12月15日号

 総合ビルメンテナンスの㈲トータスサービス(丸亀市飯山町)は、12月1日付けで本社事務所を移転した。
 同社は法人成りした16年前より旧事務所で業務を展開してきたが、手狭になったことから移転拡張したもの。
 来春には4名の新卒者が入社予定で、新拠点から事業拡大を進める。
 新住所は丸亀市飯山町上法軍寺858番地1。国道438号線に面し、丸亀市消防本部南消防署の南700mに位置する。
 新たに取得した新本社は、約500坪の敷地面積に、作業スペースや倉庫、事務所機能を置く平屋建てと、主に倉庫として活用する2階建ての2棟を構える。
 移転拡大を機に取り組むのが、中古の貯水タンクの修理と販売、リースの提案。


12月5日号

 県内の中小企業を中心に海外展開や輸出を支援するジェトロ香川(高松市番町 平井利長所長)は11月18日と19日の両日、高松市の鬼無町と国分寺町で、盆栽の輸出商談会を開いた。同商談会は、今回で四回目の実施となる。
 この日、ベルギー、ドイツ、チェコの盆栽バイヤーら3名を招聘。両地区にある16の盆栽園(生産者)を訪ねた。
 五葉松やクロマツなどがズラリと並ぶ畑のなか、生産者は長年をかけ丹精込めてつくった盆栽の特徴や魅力、高い技術力を大いに売り込んだ。
 その一方、説明を受けたバイヤーは、盆栽をジッと眺めたり、直接手で触れるなどして念入りに品定め。値段を交渉しながら気に入った盆栽を次々と購入していった。


11月25日号

 観光高松の象徴的存在として、知名度の高い屋島山上にある屋島水族館が、来年中には姿を消すことになった。大きな痛手であるが国立公園内にあるという立地の制約によって、耐震化など施設の強化が不可能のため、存続が困難になったものである。
 「老朽化によって同館の従業員も天井から落ちてくるコンクリ片によって危険にさらされており、このままでは到底継続はできない」と、経営側の日プラ敷山社長が閉鎖を決断したもの。
 屋島山上の人気の中心的存在であり、日プラが得意の技術力を生かして整備してからは、子供やファミリー客を中心に入館者の増加は著しいものがあった。しかし、危険度が高い状態で防止の工事もできないまま放置しておくことはできない、として苦渋の決断がなされたものである。
 最盛期には山上へ行く道路は長い車の行列が続き、イルカが水しぶきをあげてジャンプする勇壮な姿に、惜しみない拍手を送っていたが、その風景もみられなくなる。