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1月15日号

 ㈱ちぬやホールディングス(三豊市豊中町本山乙703 今津 秀市長)は、12月25日付けで、信用金庫保証付無担保私募債1億円を発行、全額を高松信用金庫が引き受けた。
 発行期間は5年間の満期一括償還とし、本社隣りに昨年12月に完成した新物流センターの設備資金として活用する。
 同社は、冷凍コロッケでは業界大手の「㈱味のちぬや」を傘下に持つ、ちぬやグループの持株会社。冷凍食品の加工販売・研究開発のほかに、倉庫業・不動産賃貸も展開している。
 新物流センターは、昨年5月から建設をスタート。建築面積2143.92㎡、延床面積3294.31㎡、投資額は約6億2600万円。
 ちぬやグループが製造した調理冷凍食品等の全国供給デリバリー体制強化のために建設された。物流機能を強化することで、関東、関西、九州などの各販売拠点に迅速に商品が送れる体制が整った。


1月5日号

 今年5月、創立50周年を迎える穴吹興産㈱(高松市 穴吹忠嗣社長)が、メモリアル記念で企画した『あなぶきスタイルコンペ2013』。
 コンペの開催を通じて共同住宅の「新たなアイデア」を一般から広く募集し、新たな住まいづくりにつなげていこうという発想がベースだ。
 募集テーマは「マンションスタイルを前提とした、これまでの住宅では得られなかった新たに価値の提案=イノベーション」。
 選考内容は間取りや設備、デザインなどハード面での提案、住む人に価値あるサービスやシステム、コミュニティ形成、マンションの活用方法などソフト面のアイデアを募集した。
 昨年4月~8月で作品応募を受け付け、9月12日の予選会には計270点が出展された。そして本審査進出作品10点と、佳作11点を選出していた。


12月15日号

 LCC(格安航空会社)、ジェットスター・ジャパンの高松蝟成田線が12月10日就航した。
 成田線の就航は、香川と首都圏を結ぶ新たな路線として交流人口の増大に期待が寄せられる。また成田空港を経由するインバウンド(訪日外国人)誘致・アウトバウンド(県民の海外旅行)促進に、貢献するのは間違いない。
 10日にはジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長が出席し、浜田恵造知事、水本勝規県議会議長、大西秀人高松市長ら来賓を迎え、就航記念式典を実施。香川の新しい空路開設を祝った。
 挨拶に立った鈴木社長は、
 「高松空港初の国内線LCCとなるジェットスター就航で、お客様に新たな選択肢を提案できることを嬉しく思う。また香川県と首都圏および海外との距離が、さらに縮まるものと確信している。交流人口の増大により、香川県の発展に貢献できるよう邁進していきたい」と抱負を述べた。
 浜田知事は、「成田線開通で、首都圏および海外に向けた新たな選択肢が生まれた。4000円台からの運賃は、新たな顧客層を開拓してくれるものと期待している」と語った。


12月5日号

 物流会社の関西陸運㈱(本社:高松市朝日町 竹村祐一社長)は、さぬき市の工業団地「高松ファクトリーパーク」(さぬき市・三木町)の最後の一区画となる12号地に進出し、新物流センターを建設する。同工業団地は2000年度から分譲を開始していたが、この進出により20区画のすべてに企業が立地することになった。
 12号地の敷地面積は約3万2千㎡で、分譲価額は約3億8千万円。 
 竹村社長によると、高速道路のインターチェンジに近く、津波の被害が少ない内陸部という好立地が進出の決め手になったという。従業員は10名を現地採用し、来年1月には物流センターの着工を予定。本社の移転も検討中とのことだ。
 11月18日、香川県庁(高松市番町)では、県および同社による土地売買契約書の調印式が行われた。
 竹村社長をはじめ、浜田恵造香川県知事・大山茂樹さぬき市長らが出席し、売買契約を締結。
 竹村社長は、「弊社は今年で50周年。その節目と将来のことも考えた末、12号地に進出することを決めた。


11月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、増収増益となった平成26年3月期中間期(平成25年4月~9月)単体決算を発表した。
 まず「経常収益」は、将来の金利上昇に備えた債券の入替売買による国債等債券売却益の増加及び不良債権の減少による貸倒引当金戻入益の計上などにより395億円(前年同期16.9%増)を計上。
 次に「経常利益」は、有価証券関係損益の改善及び与信関係費用の減少などにより、134億円(同240.3%増)と大幅アップ。
 その結果、「中間純利益」は80億円(同244.4%増)とこれまた大幅に伸びた。
 ただ銀行の本業の儲けを表す「コア業務純益」は、預り資産手数料の増加による役務取引等利益の増加、外国為替売買益の増加によるその他業務利益の増加があったが、市場金利の低下などによる資金利益の減少が響き、77億円(同2.3%減)と減益となった。