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7月15日号

 中国銀行(岡山市 宮長雅人頭取)は、海外進出済みの顧客並びに進出を検討中の顧客へのサポート業務の一環として、6月20日付けで、メトロポリタン銀行と業務提携を結んだ。
 メトロポリタン銀行は、フィリピン共和国、マカティ市に本店を構え、総資産1.04兆フイリピンペソ(約2.2兆円)国内第二位の金融機関。
 業務提携の内容は、フィリピンの投資環境、市場、規則等の各種情報提供並びに、フィリピンにおける口座開設、貿易、外国為替、保証やスタンドバイL/Cによる金融サービスの提供となっている。
 20日当日の夕方、同行本店11階会議室において、中国銀行からは宮長頭取、メトロポリタン銀行からは、片倉憲一東京支店長兼在日代表が出席し、調印式を行った。
 宮長頭取は「フィリピンは人口が1億人に迫るASEAN諸国で第二位をキープ。若年層の人口構成、経済成長から見て、従来の生産拠点の位置づけに加えて、近年は消費市場として注目を浴びている。


7月5日号

 公益財団法人かがわ産業支援財団(高松市林町2217-15 中山 貢理事長)は6月21日、平成25年度かがわ農商工連携ファンド助成事業の認定書授与式を実施した。
 中小企業基盤整備機構、香川県、地元金融機関、農水産業団体の貸付により平成21年度に総額28億円のかがわ農商工連携ファンドを創設。運用益を財源に、県内の中小企業者と農林漁業者で連携し取り組む商品やサービスの開発、販路開拓支援を行っている。
 平成25年度は2月25日から3月25日まで助成事業を募集。12件の申請のうち10件への支援を決めた。
 同日、中山理事長から連携体事業者に認定証が手渡された。
 認定事業は次の通り。事業名、連携体事業者、助成額の順。


6月25日号

 ミサワホーム四国㈱(高松市林町2217-50 嶋津哲社長)は、分譲タウン「ミサワホームタウン六条町」内に、耐震木造住宅MJWood「Season j 四季の彩」2階建てモデルハウスをオープンし現在公開している。
 同社が四国で初めて取り組む耐震木造住宅のモデルハウスで、同分譲タウン7区画の中で北側に立地している。
 広さは、敷地面積309.3一㎡、木造2階建造りで延べ床面積149.04㎡ある。
 ミサワホームの耐震木造住宅の特徴は、従来の木造軸組工法に比べ約1.7倍の強度を持つ金物工法「MJメタルジョイント」を採用したこと。
 従来の軸組構造に壁倍率最大6.5倍相当の耐力壁をプラスすることで、強い構造体でもって地震に強い家を実現している。


6月15日号

 分譲マンションメーカーの㈱和田コーポレーション(丸亀市大手町1-3-11 和田康博社長)は、両備ホールディングス㈱(岡山県 小嶋光信CEO)のグループ入りすることを決めた。
 同社は6月6日、自社株式の77.5%を両備HDに売却(22.5%は社員が保有)。なお両備HDグループ入りした後も、和田社長が引き続き社長を務める。
 社名および分譲マンションのブランド名「ロイヤルガーデン」は、そのまま残す。本社は丸亀市とし、従業員は全員を継続雇用する。
 両備側からは、代表取締役会長に就く小嶋光信氏と代表取締役一名を迎えて、経営力の強化を図る。
 今回のM&Aは、事業継承の準備と一層の成長を考える和田側と、マンション事業の拡充を目指す両備側双方のメリットが一致。まとまったものである。


6月5日号

 (一般社)香川経済同友会は5月28日、平成25年度の通常総会を開催した。会場のJRホテルクレメント高松には、144名(委任状158名)の会員が出席した。
 まず今年度、代表幹事を務める川村延廣氏が挨拶。「昨年は香川県の防災・減災対策に向けてとジオパーク讃岐の認定取得に向けての2つの提言を行った。今年度もそれを引き継いだ活動を展開するとともに、私の『思い』もテーマに盛り込み、後述する四つのテーマを掲げさせて頂いた。香川県の魅力を香川県にしかできない取組を通じて発信して参りたい。」と抱負を述べた。
 その後は議事に移り、平成24年度事業報告、同収支決算、同監査報告、役員選任、25年度事業計画、同収支予算について審議を行った。