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11月15日号

 中国銀行グループの証券会社として展開中の中銀証券㈱(岡山市北区本町2-5 剱持 一社長)は、四国地区への橋頭堡として高松支店を来春3月上旬に開設する予定である。
 現在は岡山市内に本店を擁しているほか、福山支店、津山支店の3店舗で営業を行っている。
 香川県下には中国銀行の支店も多くあり有力顧客にも恵まれているため、早い段階から高松への出店を準備していたもの。
 銀行と証券のコラボにより金融ネットワークを拡充するとともに、証券の取引顧客に身近な利便性を提供するものである。
 所在地は、中国銀行高松支店四階(高松市丸亀町3-6)で、スタッフは一応6名を予定。
 営業開始は3月上旬としているが、正式の日取りは未定、支店長人事もまだ発令されていない。
 証券業務への進出は昭和19年8月。


11月5日号

 香川県が販路拡大に力を注ぐ、県のブランド牛「オリーブ牛」のマカオへの輸出が決まり、郷東町の高松市食肉センターで18日、出陣式が開催された。
 この日、輸出の第1弾として出荷されたのは、1頭分のロース肉38キロ。福岡空港から空輸でマカオへ運ばれた。この空港への輸送車の出発を前に、浜田知事、大西市長、平木県議会議長をはじめ80名程の関係者が集まり、テープカットなどをして、初陣を祝った。
 中四国でマカオ政府から輸出用牛肉の処理施設として認定を受けたのは、同センターが初めて。
 今年2月、大阪で開かれた「さぬきうまいもん祭り」をきっかけに県食肉事業協同組合連合会や県農協などでつくる讃岐牛・オリーブ牛振興会が、オリーブ牛の消費拡大海外販路開拓に取り組んだ。


10月25日号

 今年、第10回目となる「かがわ県産品コンクール」。9月、県庁にて一次審査会が開かれ、15品(3部門5品)が「平成24年度かがわ県産品コンクール」入選(ノミネート)として選出された。 
 今年度は、7月1日から8月20日まで応募品を募集。3部門合計で過去最高の107事業者からの応募があり、昨年の84業者から大幅増。なお、今年度の応募品数については、「応募県産品は1社につき1部門1品とする」という応募要件を追加したため、昨年度より応募品数は減少。
 応募実績は、①食品部門55点、②菓子・スイーツ部門27点、③一般部門25点となった。
 なお、最終審査に残った、平成24年度かがわ県産品コンクール入選は、以下の通り。


10月15日号

(公財)かがわ産業支援財団及び香川県は、㈱百十四銀行、㈱香川銀行、高松信用金庫、観音寺信用金庫と共催し、9月26日、JRホテルクレメント高松において、食品商談会を開催した。
 この商談会は今年で4年目の開催。
 県の主要な産業の一つである食品産業の販路開拓を支援するため、県内外のバイヤーを広く招聘しており、今回は、㈱井筒屋、㈱近商ストア、㈱サニーマート、ダイキン福祉サービス㈱、リッキービジネスソリューション㈱、㈱四国リョーショク、穴吹エンタープライズ㈱等、七社の新規参加バイヤーを加え、規模を拡大して実施された。
 オープニングには、浜田知事も駆けつけ挨拶。新規参加者を28社含む、県内食品企業54社が、事前にマッチングされた予定バイヤーのブースに出向き、決められたタイムスケジュールに乗っ取って、1回あたり20分の商品PRを行った。


10月5日号

▼セブンの脅威

 コンビニ業界のビッグスターとしてその名も高いセブン-イレブンが、遂に四国上陸を敢行する。
 「いつ来るのか」「来ないかも分からないぞ」と噂が噂を呼んでいたが、やはり四国市場はノドから手が出るほど欲しいエリアだった。
 まず香川を攻める。そしてあとの3県へ触手を伸ばす手筈のようだが、すでに水面下の工作は始まっている。
 単発で一店ずつ作っていたのでは時間がかかる。やはり現店舗を狙い撃ちに鞍替えを策す方が早い。
 その手始めがサンクス。
 香川・徳島で120店ある。これを一挙にひっくり返すとセブンのスタートの勢いはつくし、侵攻作戦は容易になってくる。来年1月にサンクスとの契約が満了するサンクスアンドアソシエイツ東四国(真鍋康正社長)には、願ってもない大きなお土産になる。