11月15日号
パッケージ印刷の㈱北四国グラビア印刷(観音寺市粟井町755 奥田拓己社長)は、〝環境と衛生〟を最重要課題に掲げ、社内改革を進めている。
環境面では、同社印刷工場の廃熱回収による省エネルギー事業が、10月3日に国内クレジット認証委員会よりCo2(二酸化炭素)排出削減事業として承認された。「回収した未利用の廃熱への熱源の切り替え」による方法論でもって、国内初の承認という快挙を成し遂げた。
衛生面では、本社隣接地約2200㎡へ来春を目処に、本社工場を増築。衛生管理を更に高めた、生産体制を構築する計画だ。
これらの取り組みを背景に、同社は食品をはじめとする各種製品パッケージ業界での存在感、取引先の信頼感を高めていく方針である。