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9月15日号

 (社)香川経済同友会(松田清宏・乾 篤之代表幹事)東日本大震災対応特別委員会(木原 茂委員長)は、第2回のバザーを企画し公益社団法人セカンドハンドと協力して行うことになった。
 第1回目はさる7月4~5日、高松市役所一階市民ホールで開催した。多くの会員企業から新品を含め約80点の良質商品を提供してくれた。これが予想以上の反響を呼び2日間で35万2500円となった。収益金はセカンドハンドが被災地支援のため行っている「キャッシュ・フォー・ワーク」の資金にあてられた。
 これに力を得て同会では再びバザーを開催するもので、今回は古本(単行本・文庫・ビジネス書、漫画・絵本など)のほか、ネクタイ、バッグ類を募集している。新品・中古は問わないが、できるだけ数を集めたいとしている。
 開催日時は9月30日、10月1日、2日の3日間。午前11時から19時まで、JR高松駅構内で行う。


9月5日号

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市林町 香川頭脳化センタービル 中山 貢理事長)では、募集を行っていた平成23年度かがわ農商工連携ファンド事業について、10件あった申請から審査委員会の審査を経て8件を支援対象事業として採択した。
 8月19日に香川頭脳化センタービルにて、この8事業者に対して認定書を授与した。かがわ農商工連携ファンドとは、県内中小企業と農林漁業者が連携して行う新商品・新サービスの開発等を支援し、地域経済の活性化につなげるため、28億円の基金を造成。その運用益を財源として実施している。
 支援の条件は助成対象者が中小企業者と農林水産業の連携体で、助成対象事業は「新商品や新サービスの開発並びに販路開拓事業」。助成率および助成額は助成対象経費の三分の二以内であって、50万円から500万円以下となっている。


8月25日号

 穴吹興産㈱(高松市 穴吹忠嗣社長)は平成23年6月期連結決算を発表した。
 売上高560億4400万円(前年同期比14.8%減)、営業利益24億2300万円(同36.5%増)、経常利益18億2100万円(同66.5%増)、当期純利益8億3500万円(同26.5%増)の減収増益。期末配当金は1株あたり四円。
 不動産関連事業で分譲マンション販売強化による早期完売に取り組む一方で、販売経費の圧縮に努めた今期。さらに環境や節電を意識した商品開発、ストック型ビジネスモデル構築の推進など経営基盤の拡充も図った。
 主力の不動産関連では、高齢者専用賃貸マンション「アルファリビング高松百間町」、住宅型有料老人ホーム「アルファリビング広島中広」などシニア向け住宅の開発、首都圏でのアルファシリーズ分譲マンション第1号物件の販売など、将来性の高い市場へ積極的に参入した。結果として分譲マンションの販売は、需給バランスの改善等により契約戸数が過去最高の2535戸、売上戸数は1772戸となった。未契約の完成在庫は5期ぶりに0戸で好調に推移した。人材サービス関連は労働者派遣法改正の影響、施設運営事業は東日本大震災の影響でそれぞれ減収となったが、旅行事業などその他事業では増収を確保した。


8月5日号

 ホテルレオマの森(丸亀市綾歌町)は、県外大都市とニューレオマワールドを結ぶ直行バスプランの拡充に取り組んでいる。
 直行バスプランはホテル宿泊者向けに、大阪・神戸・岡山の三都市とレオマ間をそれぞれ毎日1便(1往復)運行。昨年11月に第一弾として、大阪便(JR新大阪駅発着)の運行を開始。今年6月6日に神戸便(神戸市・明石市発着)、7月1日に岡山便(岡山・倉敷発着)を追加した。
 バスプランは同ホテルの母体である、大江戸温泉物語㈱(東京都)が旅行会社として主催。料金は全便一人(往復)で2000円という破格値で、コンスタントな利用者がある。
 利用客数は大阪・神戸2便の合計で、1日平均55名。1ヶ月で見ると、1600名超を香川へ送客する。
 テーマパークを利用しない年配客向けには、丸亀城・金刀比羅宮・善通寺・中津万象園(入場料別)を周遊するオプション商品「レオマお散歩号」も用意する。


7月25日号

 ㈱川六(高松市百間町1-2 寶田圭一社長)は、熊本市内でのホテル経営に乗り出すことになった。
 現地で経営していたホテルを賃借しリニューアルの上、8月1日オープンする運びとなった。名称は「エクストールイン熊本銀座通」(熊本市下通一丁目9-8)。鉄筋、免震構造で12階建て。客室はシングル179室、セミダブル2、ツイン2のビジネスタイプ。設備面でもシングルながら全室セミダブルベッドを使用しているほか、全室にLAN接続。禁煙ルーム、立体駐車場を用意した上質空間。
 立地も市内随一の繁華街にあり、下通りアーケード街のすぐ側というロケーション。ショッピング、コンビニ、飲食、銀行などあらゆる店舗が集積しており、利便性は最高といえよう。鶴屋百貨店、熊本城も至近距離にあり、ビジネスに観光に恵まれたエリアでもある。敷地面積596.03㎡、延床面積3575.82㎡。
 施工は、地元建設業の建吉組。所有者は建吉観光土地㈱で、築後九年を経ているが、経営立て直しのため㈱川六が指名されたもの。