ホーム香川のキーパーソン【㈱エブリイ】店舗部四国地区統括兼高松レインボー店店長 梶原真司氏

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【㈱エブリイ】店舗部四国地区統括兼高松レインボー店店長 梶原真司氏

「香川県は特に青果物の鮮度が抜群ですね。うどんも旨い!最初は戸惑いもありましたが、人の良さもあってすっかり慣れました」
広島資本のスーパー・エブリイが昨年10月、四国に初進出。1号店は高松市に構えた。
エブリイといえば、青果と魚は朝仕入れて即売り場に。肉は切り立て挽き立てを。惣菜やベーカリーは出来たてアツアツで。国内では類のない「超鮮度」が売りだ。
商品はもちろん、同社は「人(社員)の鮮度」にも注力。人と人との関わり方を学ぶ教育制度を取り入れ、スタッフ全員の人間力にも磨きをかける。
「おかげさまで売上は好調です。まだまだエブリイらしさを出し切れていないところもあるので、お客様との会話を大切にしながら〝高松流〟に変化させていきます」
振り返れば大学を卒業後、他社のスーパーで11年間勤務。このうち7年間は店長を歴任した。「とにかく何でもやりました。でも指示通りに動くだけの毎日。やっぱりどこか物足りなさがありまして」

 

 転職活動中、今の会社と縁があり、当時社長の岡崎雅廣氏(現グループ代表)に出会った。「当時の社長の人柄に惚れ込んだという経緯もありますが、直感的にも必ず自分自身をスキルアップできると思えたのです。すぐに入社を決めました」
 早速キャリアを買われ、すぐに副店長からのスタート。岡山県に展開する2店舗では店長も務めるなどしてこのたび、香川県に赴任した。  
 「高松レインボー店はオープンしてから概ね3ヶ月が経過しますが、お客様から『どれも新鮮で安い』と大変うれしい評価をいただいております。百円で統一しているベーカーリーも人気過ぎて焼きが間に合わなかったり。当店自慢の広島風お好み焼きもよく売れています」と大繁盛の様子。
 今後の方向性については、「『毎日のお買い物』と『ハレの日にもエブリイ』と言っていただけるような食シーンを考えた売り場づくりをどんどん強化していきます」と静かに闘志を燃やしている。
 好きなスポーツは小学生から高校生まで明け暮れた野球。ピッチャーで4番の実力。ピアノも得意。香川生まれの岡山育ち。卯年の41歳。
 エブリイは今年、高松市内に2店舗(下田井町・朝日町)出店することが決まっている。


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